デリバティブ取引所大手のCMEグループは15日、カルダノ(ADA)、チェーンリンク(LINK)、ステラ(XLM)の先物取引を2026年2月9日に開始すると明かした。
規制当局の審査を経て、機関投資家からの需要増加に応える形でラインナップを拡充する。
標準・マイクロサイズの2種類を提供
新たな先物契約は、標準サイズと小口のマイクロサイズの両方が用意される。
ADA先物は10万ADA、LINK先物は5000LINK、Lumens先物は25万Lumensの契約サイズとなる。
CMEグループによると、これにより市場参加者はより柔軟な資本効率の管理が可能になる。
同社はすでにビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ソラナ(SOL)の先物・オプションを提供。
今回でラインナップは6銘柄に拡大した。
2025年は記録的な取引量を達成
今回の決定は、過去1年間の暗号資産(仮想通貨)市場の記録的な成長を受けたものだ。
CMEの仮想通貨デリバティブは2025年、先物・オプション合計で1日平均取引量27万8300契約、平均建玉31万3900契約を記録。
特にイーサリアム先物は好調で、マイクロイーサリアム先物は前年比472%増を達成。
CMEグローバルのジョバンニ・ビシオーソプロダクト責任者は「顧客は価格リスク管理のため、信頼できる規制された商品を求めている」と説明した。
24時間取引も2026年初頭に導入予定
業界関係者は今回の動きを歓迎している。
ボラティリティ・シェアーズのジャスティン・ヤングCEOは「規制された金融商品の増加はトレーダーにとって大きな利点」と述べた。
CMEは2026年初頭に仮想通貨デリバティブの24時間年中無休取引の導入も計画しており、常時アクセス可能な市場環境の整備を進めている。
規制された環境でのアルトコイン取引手段が増えることで、オフショア市場への依存度低下が期待される。
ポイント
- CMEがカルダノ、チェーンリンク、ステラの先物取引を2月9日に開始予定
- 標準サイズとマイクロサイズの2種類を提供し、機関・個人双方に対応
- 2025年の仮想通貨デリバティブは1日平均120億ドルの取引量を記録
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