動画配信大手のNetflixは12日、暗号資産(仮想通貨)を題材とした新作コメディ映画『One Attempt Remaining』の開発を進めていることが明らかになった。
54億円の仮想通貨を巡る元夫婦の攻防
本作は、離婚した元夫婦が主人公のコメディ作品だ。物語は、かつてクルーズ船での一夜に手に入れた仮想通貨が、現在では巨額の価値を持っていることに二人が気づく場面から始まる。
二人が購入した時期は、仮想通貨バブルの到来直前だったとされる。
評価額は3500万ドルに達しており、銘柄は価格が高騰しているビットコイン(BTC)など主要通貨と報じられている。
しかし、二人はウォレットのパスワードを忘れてしまっていた。仮想通貨ウォレットは高度なセキュリティが求められるため、アクセス不能は致命的だ。
アカウントの有効期限が迫るなか、二人は残り48時間のうちに最後の1回の試行に賭け、記憶を頼りにパスワードを思い出そうとする。
物語は、失った資産の回収を巡る攻防だけでなく、かつての絆を再確認していく二人の姿も描く。デジタル資産という現代的な題材に、人間関係の機微を絡めた展開が特徴だ。
ジェニファー・ガーナー主演、製作陣も強力
主演を務めるのは、人気女優のジェニファー・ガーナーだ。彼女は主演とあわせて製作総指揮にも名を連ねている。
監督は『ブロッカーズ』で知られるケイ・キャノンが務め、脚本はアレクサ・アレマンニとジョー・ブースが共同執筆。キャノン監督も執筆に参加している。
製作は、ショーン・レヴィが率いる21 Laps Entertainmentが務める。Netflixのヒット作『ストレンジャー・シングス』を手がけた実績を持つ制作会社で、Netflixとの関係も深い。
撮影は25年2月に開始され、26年4月に終了予定で、公開は27年前半になる見通しだ。
ブースとアレマンニにとって、本作は25年に始動する3作目のオリジナル長編映画となる。両者はソニーやブラック・レーベルともプロジェクトを抱えており、注目度を高めている。
ポイント
- Netflixが仮想通貨を題材にしたコメディ映画の製作を発表した
- ジェニファー・ガーナー主演で54億円の資産を巡る騒動を描く
- 『ストレンジャー・シングス』の製作会社と再びタッグを組む
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