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資産運用大手のヴァンエック(VanEck)は21日、現物バイナンスコイン(BNB)ETF(上場投資信託)の承認を求めて、米証券取引委員会(SEC)に申請書類を提出した。
提出された書類によると、このETFは「VBNB」というティッカーシンボルでナスダックへの上場を目指している。先物契約やデリバティブ商品ではなく、現物のBNBを直接保有する仕組みを採用しているのが特徴だ。
ファンドの純資産価値は、複数の仮想通貨取引所における価格を追跡する「MarketVector BNB Index」に基づいて毎日評価される。これにより、投資家は証券口座を通じてBNBの価格変動に直接的なエクスポージャーを持つことが可能になる。
申請の背景と市場動向
今回の申請は、暗号資産(仮想通貨)ETFの市場が拡大する中で行われた。米国では24日からドージコイン(DOGE)やリップル(XRP)の現物ETFの取引開始が予定されており、アルトコインの金融商品化が加速している。
ヴァンエックによる「S-1」登録届出書の修正案提出は、規制当局との対話が進展していることを示唆する重要な動きと捉えられている。同社はすでにビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)のETFを手掛けており、デジタル資産分野での実績を積み重ねている。
BNBの時価総額は2025年10月末時点で約1500億ドル(約23兆4000億円)に達し、世界トップ5に入る規模を持つ。ヴァンエックはファンド設立のために10万ドル(約1560万円)のシード資金をすでに投入している。
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