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米ナスダック上場のデジタル資産財務企業シャープリンク・ゲーミングは19日までの週に、1万9271ETHを追加購入した。
今回の購入は、1コインあたり平均3892ドルで行われた。
これにより、同社の暗号資産(仮想通貨)であるイーサリアムの保有総数は85.9万ETHとなり、総額は約35億ドルに達した。
NEW: SharpLink acquired 19,271 ETH at an average price of $3,892, bringing total holdings to 859,853 ETH valued at $3.5B as of October 19, 2025.
Key highlights for the week ending October 19, 2025:
– Raised $76.5M at a 12% premium to market
– Added 19,271 ETH at $3,892 avg.… pic.twitter.com/Y4Ewu4EiuF— SharpLink (SBET) (@SharpLinkGaming) October 21, 2025
資金調達と戦略的購入
シャープリンク・ゲーミングは現金および現金同等物として3640万ドルも保有している。この取引は2025年8月下旬以来のイーサリアム購入となる。
同社は公式情報で自らを世界最大級のイーサリアム法人保有者と位置づけ、戦略的ビジネスモデルの一環としてイーサリアムを主要な準備資産に採用している。
今回の購入は、2025年10月17日に完了した7650万ドルの資金調達によって実現した。この資金調達は、市場価格を12%上回るプレミアム価格で実行されたことが確認されている。
シャープリンク・ゲーミングのジョセフ・チャロム共同CEOは、先週完了した資金調達は純資産価値を上回るプレミアムで実行され、その直後に魅力的な市場状況を利用し、資金調達時よりも低い価格でETHを取得したと述べた。
同氏は、この一連の流れが株主価値を即座に高めるものであり、同社の戦略の的確さを示すものだと強調した。
シャープリンク・ゲーミングは購入だけでなく、ステーキングによっても資産を増やしている。
2025年6月以降、保有するイーサリアムのステーキングを通じて5671 ETH(現在の価格で約2200万ドル相当)の報酬を得ている。
市場環境と株価の動向
多くの企業が仮想通貨保有額を株価が大きく下回る状況に直面しており、業界レポートは現状を企業の仮想通貨財務にとって悲惨な時期と評している。
シャープリンク・ゲーミングも例外ではなく、以前には株価がETHと現金の純資産価値を下回ったため、自社株買いを実施した経緯がある。
今回のイーサリアム購入の原資となった資金調達では、450万株が公開された。
しかし、大規模な財務拡大の情報公表後も同社の株価は約14.70ドル前後で横ばいで推移している。
株価は7月の高値から約66%下落し、5月に仮想通貨への戦略転換を公表して以来のピークからは約90%低い水準にある。
今回の取引は、有利な条件で資本を調達し、市場が好機を示した際に迅速にイーサリアムへ投入するという同社の戦略を明確に示している。
これは、慎重な財務管理を通じて株主価値を創出しようとする戦略的な試みといえる。
ポイント
- 米上場企業シャープリンクが1万9271 ETHを追加購入し、保有総額は約35億ドルに達した。
- 購入原資は、市場価格を12%上回るプレミアム価格で実施した7650万ドルの資金調達。
- 資金調達時より低い価格でイーサリアムを購入し、即座に株主価値を高めるという巧みな財務戦略を実行。
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