この記事の内容
仮想通貨取引所大手のバイナンスは28日、新たな元本保証型商品であるRWUSDの提供を開始した。
この商品は、トークン化された米国債などの現実世界の資産(RWA)から得られる利回りを基準とし、最大で年率4.2%の収益を提供する。
利用者はUSDTまたはUSDCを1対1の比率で預け入れることで参加でき、償還はUSDCで行われる。RWUSDは取引やオンチェーンでの送金ができない非流動性の商品として設計されている。
#Binance introduces a new principal protected Earn product: RWUSD.
RWUSD aims to benchmark yields in Real-World Assets (RWA) such as tokenized US Treasury Bills.
Subscribe with your stablecoin, earn Up to 4.2% APR.
👉 https://t.co/zTm1eC3H1S pic.twitter.com/jnl7lVvne0
— Binance (@binance) July 28, 2025
RWUSDの仕組みと特徴
RWUSDは、バイナンスの収益サービスであるBinance Earnを通じて提供される利回り商品だ。利用者は、USDTまたはUSDCを1対1の比率で預け入れることで参加できる。
この商品は、従来のステーブルコインや証券とは異なり、利用者が預け入れた資産と発生した報酬を記録する役割を果たす。償還時には、適用される手数料を差し引いた後、同じく1対1の比率でUSDCに変換される。
RWUSDは、安定したリターンと元本保護を求める利用者を対象としている。利用者一人あたりの上限は500万ドルで、預け入れ額にかかわらず一律で年率4.2%の利回りが適用される点が特徴だ。
市場への影響と戦略的背景
バイナンスは、米国債の採用拡大を背景にこの商品を投入した。利用者が原資産に直接触れることなく、安定した利回りを得られる仕組みを目指している。
償還には、0.1%の手数料がかかる即時償還と、0.05%の標準償還の2つの選択肢が用意されている。また、RWUSDは利回りを発生させ続けながら、バイナンスのVIPローンで担保として利用することも可能だ。
重要な点として、RWUSDはオンチェーンでの取引や送金ができないオフチェーンの記録として管理される。これにより、トークン化されたRWAを巡る規制の不確実性に対応する狙いがあるとみられる。
この動きは、伝統的な金融と仮想通貨市場の橋渡しを目指す同社の戦略を明確に示している。
ポイント
- バイナンスが元本保証型商品であるRWUSDを発表し、最大年利4.2%の収益を提供する。
- 収益はトークン化された米国債などのRWAから生成される。
- RWUSDは取引不可能なオフチェーン記録であり、規制の不確実性に対応しながら安定したリターンを目指す。
99Bitcoinsを信頼する理由
2013年に設立された99Bitcoinsのチームメンバーは、ビットコイン黎明期から仮想通貨のエキスパートとして活躍してきました。
毎週の調査時間
10万以上月間読者数
専門家による寄稿
2000+検証済み仮想通貨プロジェクト

