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資産運用会社カナリー・キャピタルは8日、Cboe BZX取引所を通じて、パジーペンギン(PENGU)の現物ETFに関する修正19b-4申請書を米SECに提出した。
このETFは、ソラナ(SOL)基盤のミームコインPENGUに80~95%、イーサリアム(ETH)上のNFTであるPudgy Penguinsに5~15%を割り当てる構成で、ミームコインとNFTを組み合わせた初の金融商品となる。
ミームコインがSECの正式審査対象となる注目事例でもある。
UPDATE: @CBOE & @CanaryFunds just filed an amended 19b-4 for the Canary Pengu ETF. Initial reaction is that this might be due to comments between Canary and SEC but no way to know for sure at moment pic.twitter.com/ndjqR0BcGL
— James Seyffart (@JSeyff) July 7, 2025
ETFの構造と市場の追い風
このETFは、デリバティブではなくPENGU自体を直接保有する現物ETFとして設計されている。ステーキング報酬やエアドロップといった複雑な要素を排除し、現金ベースでの運用に特化することで、規制当局の審査を円滑に進める狙いがある。
現物ビットコインETFの承認以降、SECが暗号資産(仮想通貨)関連商品に前向きな姿勢を見せていることが、今回の申請の追い風となっている。
また、PENGUは時価総額が7億4500万ドル、24時間取引高が1億2400万ドルに達しており、大手取引所での流動性も高い。
この申請のニュースを受け、PENGU の価格は一時2%上昇し、約0.0097ドルを記録した。ETF専門家であるエリック・バルチュナス氏も、最近のSECの動向から承認の可能性は高いと分析している。
今後の展望と課題
カナリー・キャピタルは今後、より詳細な登録届出書であるS-1申請書を提出する予定だ。承認までの明確な日程は決まっていないが、このプロセスが次の重要な段階となる。
このETFは、機関投資家をターゲットにソラナエコシステムへの関心を高める動きとしても注目される。すでに申請されているソラナ現物ETFに続くもので、ソラナ基盤の資産への関心が広がりつつある。
一方で、ミームコインとNFTという異なる種類のデジタル資産を組み合わせるハイブリッド構造は、従来の資産分類に当てはまらず、SECの審査が長期化する可能性も残されている。
この新しい試みが規制当局にどう評価されるか、今後の動向が注目される。
ポイント
- カナリー・キャピタルがミームコインPENGUとNFTを組み合わせた現物ETFの申請を提出した。
- ビットコインETF承認後の規制緩和ムードやPENGUの高い市場流動性が追い風となっている。
- ミームコインとNFTのハイブリッド構造は、SECの審査において新たな論点となる可能性がある。
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