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米リップル(Ripple)は4日、機関投資家向けプライムブローカレッジ部門「Ripple Prime」において、分散型デリバティブプロトコル「Hyperliquid」との統合を開始したと発表した。
今回の統合により、機関投資家はオンチェーンのデリバティブ流動性へアクセスが可能となる。顧客は暗号資産(仮想通貨)や外国為替、債券など、Ripple Primeが扱う他のすべての資産クラスとDeFi(分散型金融)のエクスポージャーをあわせて、証拠金を一元管理できるようになった。
これはRipple Primeにとって、分散型金融分野との初となる主要な統合事例だ。同部門は2025年4月に金融サービス企業Hidden Roadを買収し、同年10月にリップルブランドの下で再編・再始動した経緯がある。現在300以上の機関顧客を抱え、年間取引高は3兆ドル(約471兆円)に達している。
伝統的金融とDeFiの架け橋に
Ripple Primeのマイケル・ヒギンズ国際CEOは、分散型金融と伝統的なプライムブローカレッジサービスの融合を主導することに意欲を示している。この戦略的な動きにより、同社はFalconXやCoinbase Primeといった既存のデジタルプライムブローカーと直接競合する位置づけとなる。
従来の決済中心のビジネスモデルを超え、包括的な金融インフラ提供者への転換を図る狙いがある。市場では、リスク管理や運用基準を妥協することなく分散型流動性にアクセスしたいという、伝統的な金融機関からの需要が高まっているためだ。こうした需要の背景には、DeFi仮想通貨ランキングの上位銘柄への関心の高まりがある。
発表によると、顧客は「統一された資本効率の高いフレームワーク」内で運用が可能になる。分散型取引所の流動性にアクセスする際も、Ripple Primeとの単一のカウンターパーティ関係を維持できるため、リスク管理が簡素化される仕組みだ。
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