暗号資産(仮想通貨)アナリストのアリ・マルティネス氏は29日、大口投資家(クジラ)が過去24時間でドージコイン(DOGE)を大量に購入したと報告し、ミームコイン市場への関心が再び高まっている。
同氏の報告によると、クジラはこの24時間で1億3000万ドル相当のドージコインを蓄積した。
クジラの動向とミームコインの王者の現在地
この一連のクジラの動向は、ドージコインの価格が過去7日間で14%以上下落し、0.23ドルを下回ったタイミングでの動きである。
クジラは価格下落を好機と捉え、買い集めに動いたとみられる。
この動きを受けて価格は一時的に4%近く反発したものの、過去24時間では5%の下落となっており、市場全体の流れを覆すには至っていない。
ドージコインを巡っては、著名実業家のイーロン・マスク氏が改めて支持を表明したことも、短期的な価格上昇に影響した可能性がある。
同氏は「犬とミームが好きだ」と述べ、ドージコイン以外の仮想通貨には興味がないとした。
しかし、ドージコインが目標とされる1ドルに到達するかは依然として不透明だ。
発行上限のないインフレ資産であることや、実用性に乏しい点が長期的な価値向上への課題となっている。
クジラや著名人の支持はあっても、価格の先行きは明確ではない。
ポストDOGEを狙う新世代ミームコインたち
ドージコインの将来性が不透明な中、市場ではより高い成長の可能性を秘めた、時価総額の低い新しいミームコインに注目が集まっている。
これらのプロジェクトは、ユーモアだけでなく実用性や独自性を武器に支持を広げている。
たとえばBitcoin Hyper(HYPER)は、実用性を重視したミームコインだ。
ビットコイン(BTC)ネットワークのレイヤー2ソリューション構築を目標に掲げ、高速処理や相互運用性を実現する技術を統合する。
デフレ型のトークン設計も特徴で、仮想通貨プレセールではすでに500万ドル以上を集めた。
Wall Street Pepe(WEPE)は、個人投資家が主役のエコシステムを目指す。
7000万ドル以上を集めた仮想通貨プレセールを経て取引所に上場した。
コミュニティ主導の投資関連の情報共有を強みとし、ソラナチェーンへの展開も進めている。
変わったところでは、ツチブタをマスコットにしたソラナ基盤のSnorter(SNORT)がある。
同プロジェクトはTelegram上で動作する取引ボットとして、コピー取引などの機能を手数料0.85%で提供する。
その独自性と実用性が評価され、プレセールでは200万ドル以上を調達した。
一方、TOKEN6900(T6900)は実用性のなさを逆手に取ったプロジェクトだ。
無秩序なユーモアとレトロなデザインで、ルールに縛られない層からの支持を集める。
同プロジェクトもプレセールで200万ドル以上を調達しており、多様なミームコインが市場に登場していることを示している。
ポイント
- クジラが直近で1億3000万ドル以上のドージコイン(DOGE)を買い増した。
- DOGEは価格の先行きが不透明な一方、実用性や独自性を持つ新しいミームコインが登場している。
- Bitcoin HyperやSnorterなどはプレセールで多額の資金を集め、市場の注目を集めている。
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