米国の暗号資産(仮想通貨)現物ETF市場は4日、主要銘柄で数週間ぶりの資金流入を記録した。
イーサリアムとビットコインに資金回帰
イーサリアム(ETH)の現物ETFは、1930万1900ドルの純流入となった。これは17営業日ぶりのプラス転換となる。
長らく続いた売り圧力が和らぎ、資金の流出傾向にようやく歯止めがかかった形だ。
同じくビットコイン(BTC)の現物ETFも、304万6800ドルの純流入を記録した。こちらも13日ぶりの資金流入となる。
マクロ経済の不透明感や利益確定の動きから資金を引き揚げていた機関投資家が、再び市場に戻りつつある状況がうかがえる。
アルトコイン市場で分かれる資金動向
主要2銘柄以外のアルトコインETFでも、活発な資金移動が見られた。
ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETFは、1214万9400ドルの純流入を記録した。また、リップル(XRP)の現物ETFにも383万4400ドルが流入している。
一方で、ソラナ(SOL)の現物ETFからは27万8500ドルが流出した。
単日の資金流入だけで、長期的なトレンドの転換を断定することは難しい。しかし、規制された金融商品を通じて新たな資金が入り始めたことは、市場心理の改善を裏付けている。
今後の数日間でこの流入傾向が定着するかどうかが、次の相場展開を占う重要な鍵となる。
ポイント
- イーサリアム現物ETFが17日ぶりに約30億円の純流入を記録した。
- ビットコイン現物ETFも13日ぶりに純流入へ転じ、資金回帰の兆しを見せた。
- アルトコインETFは銘柄ごとに資金動向が分かれ、選別的な動きが目立った。
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