リップル(XRP)は16日、2018年以来7年ぶりに3ドルを突破し、過去24時間で15%上昇した。この結果リップルの時価総額は1670億ドルを超え、USDT(テザー)を追い抜いて時価総額ランキングで3位にランクイン。ビットコインとイーサリアムに次ぐ仮想通貨となった。
SEC訴訟進展がリップル価格急騰を後押し
リップルの価格上昇は、SEC訴訟の進展に対する、投資家の憶測が影響していると見られている。証券取引委員会(SEC)は2020年、リップルが未登録の証券として提供されていると主張し、リップル社を訴えた。
2024年8月、裁判所はリップル社に1億2500万ドルの罰金を科すよう命じたが、SECが求めた20億ドルには遠く及ばない額だった。SECはその決定に対して控訴し、2024年10月には訴訟過程で初めて提出書類を提出する予定だった。
また、トランプ次期大統領は、SECの長官に暗号通貨に友好的なポール・アトキンス氏を指名。アトキンス氏は上院の承認を得ると、ゲイリー・ゲンスラー現SEC長官の後任として1月20日に就任する見通しだ。
加えて、リップル社のCEOブラッド・ガーリングハウス氏は、先週、自身とリップルの最高法務責任者スチュアート・アルデロティ氏がトランプ次期大統領と夕食を共にした写真をXに投稿。火曜日には、「ゲンスラーは2024年の選挙とアメリカ国民を無視し、『執行による規制』という失敗した方針に固執している」と批判した。
アルデロティ氏はその後、別の投稿で「1月20日、ゲンスラーの暗号通貨に対する戦争はSECで終わる」と書き込んだ。
これらの動きにより、SEC訴訟の進展に対する投資家の期待が高まり、リップルの需要を押し上げたと見られる。
【1月16日最新】リップル(XRP)の価格分析
リップルは、2024年の11月から上昇トレンドに転換。現在は1XRP=3.04ドルで推移し、1000倍上昇可能性のある仮想通貨として期待がかかっている。

日足チャートでは、2024年10月に移動平均線のゴールデンクロスが発生。この結果、長期目線で上昇への期待感が高まった。
2024年12月には上昇が一段落し、三角持ち合いのチャートパターンを形成。2025年初頭からの価格が上昇し始め、11日には三角持ち合いを上抜けした。この結果、リップルの価格は急騰し、過去最高値の3.4ドルを目指して買い圧力が強まる展開となった。
続いて、4時間足チャートでリップルの価格動向の詳細を確認する。

2025年の開始とともにリップルの価格は上昇し始め、3日には移動平均線のゴールデンクロスが発生。この結果、短期的な上昇トレンドへと移行した。11日には三角持ち合いをブレイクし、100日移動平均線付近をサポートとして、更なる価格上昇を目指す動きを見せている。
上方向へのレジスタンスとなりうる価格は、過去最高値3.4ドルまで存在していない。取引高も少なく価格が進展しやすい価格帯に突入しているため、近々ATHを更新する展開が見られるかもしれない。ATHを更新した場合は、更に上昇の勢いが加速するだろう。
今後数日間のリップルの価格は、100日移動平均線の2.4ドルから、フィボナッチラインと一致する5.3ドルの間で推移すると予想される。
リップル(XRP)相場のキーポイント
- 三角持ち合いをブレイクしたことで、ATH更新への期待が高まっている
- ATHを更新した場合は、更に上昇が加速すると見込まれる
- リップルの短期的な予想推移価格は2.4ドル~5.3ドル
リップル急騰と共に注目のミームコイン
新たにプレセールを開始した仮想通貨「「Wall Street Pepe(WEPE)」に注目が集まっている。WEPEは、インターネット上の有名ミーム「PEPE」と映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を融合させた新たなミームコイン。
WEPEを保有することで、資金が少ない投資家でも高いリターンを得るチャンスが広がるのが特徴である。WEPE保有者は、専用コミュニティ「WEPEアーミー」に参加し、仮想通貨市場での戦略や投資ノウハウを学ぶことが可能だ。コミュニティでは、プロトレーダーによるマーケット分析、インサイダー情報の提供、メンバー同士のトレードプランの共有が行われ、より効果的な投資が期待できる。
WEPEはロードマップ上でDEX(分散型取引所)への上場を予定しており、今後はWEPEの流動性が向上すると推察される。また、2025年にはアルトコイン市場の活性化すると予測されており、WEPEの価格動向に影響を及ぼすと見込まれている。
無料のビットコイン・クラッシュコース
- 10万人以上の学習者に支持されています
- 連続7日間、1日1通のメール
- 簡潔で学べる内容を保証!
99Bitcoinsを信頼する理由
2013年に設立された99Bitcoinsのチームメンバーは、ビットコイン黎明期から仮想通貨のエキスパートとして活躍してきました。
毎週の調査時間
10万以上月間読者数
専門家による寄稿
2000+検証済み仮想通貨プロジェクト