トランプ大統領はSNS上でTRUMP(トランプ)トークンを公認すると宣言し、トークン価格が急落後に12%反発した。
大統領就任前日に時価総額が690億ドル(約10兆3500億円)に到達したが、政治的な反発が強まり急落していた。
下落は続いていたが、大統領の投稿による影響で日次ベースの価格が上向いた。
Truth Social(トゥルース・ソーシャル:トランプ大統領が利用するSNS)で「最高のトークン」と評されたこともあり、現在の取引価格は11.86ドル(約1780円)となっている。
過去最高値の75ドル(約1万1250円)から大きく下落しているが、一部では今後の政策次第で再び注目が集まるとの見方がある。
トランプトークン以外にもNPCが26%、GMEが21%、KEKIUSが18%上昇した。
トランプ大統領が仮想通貨全般を支援する方針を示せば、ミームコイン市場が再び活気づく可能性がある。
こうした動きを受けて、次に高騰しそうな3つのミームコインに注目が集まっている。
トランプ政策と相乗効果が期待される3つのミームコイン
Solaxy(SOLX)はソラナ(SOL)向けのレイヤー2として開発されている。
トランプトークンはソラナ上で流通し、ピーク時には219億ドル(約3兆2850億円)もの取引量を記録したが、混雑や手数料増大が課題だった。
Solaxyはメインネットの処理能力を補完し、大量トランザクションを安定処理する仕組みを提供する。
また、BTC Bull Token(BTCBULL)はビットコイン(BTC)と連動する報酬設計を持つトークンだ。
BTCが15万ドルや20万ドルに到達するたびに、保有者へBTCおよびBTCBULLを自動エアドロップする。
プレセールで200万ドル(約3億円)近くを調達し、値上がりとエアドロップ報酬の「二重取り」を狙う投資家が増えている。
なお、SPX6900(エスピーエックス6900)は12月に0.31ドルまで下落した後、再び週次で57%上昇し、0.62ドル(約93円)付近を維持している。
現在のレジスタンスは0.65ドルとされ、突破時には0.91ドルを視野に入れるという技術分析がある。
トランプ大統領が与える影響と投資のポイント
トランプ大統領がミームコイン市場に与える影響は大きい。
トランプトークンが再度大きく伸びる保証はないが、SolaxyやBTC Bull Token、SPX6900などは同氏の政策が追い風になる可能性がある。
ポイント
- トランプトークンが大統領就任前日に690億ドルの時価総額に達した後急落したが、トランプ大統領のSNS投稿により12%回復
- トランプ大統領のミームコイン支持表明が市場全体に波及効果をもたらし、複数のミームコインが上昇
- トランプ政権の仮想通貨政策に乗る形で注目される新興トークンとしてSOLX、BTCBULL、SPXなどが浮上
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