ドナルド・トランプ大統領の公式ミームコイン はこのほど、米国の戦略的デジタル資産リザーブ創設を承認を受け、取引価格が下落した。
トランプ大統領は、ビットコイン戦略的リザーブ（各国中央銀行が発行するデジタル資産）とデジタル資産備蓄の設立に向けた大統領令に署名。 しかし、両リザーブは米国政府が既に押収・管理する資産で構成されるため、新規購入は行われない。
さらに、トランプ大統領はソラナ（SOL）、XRP（XRP）、カルダノ（ADA）など複数のアルトコインを戦略的リザーブの候補として示した。 このため、市場は失望し、発表直後にほとんどの暗号資産（仮想通貨）が売られた。
TRUMPトークンの下落トレンドと取引状況
TRUMPトークンの取引量は現在9億7400万ドル（約1,451億2600万円）に達している。
これはトークン流通供給量の37.5％に相当する。 また、現在のトークン価格は過去最高値75.35ドル（約11,227円）から82.7％下落している。
一方、シバイヌ（SHIB）やペペ（PEPE）などの人気のミームコインは、過去24時間でそれぞれ0.8％と1.6％上昇した。
昨日開催されたホワイトハウス主催の仮想通貨サミットには、 コインベースのブライアン・アームストロング氏やロビンフッドのヴラド・テネフ氏など大手取引所のトップや、ビットコイン最大主義者のマイケル・セイラー氏、リップル社のブラッド・ガーリングハウス氏らが参加。
このイベントにより、仮想通貨市場に重要な動きが生じる可能性が期待されたが、市場への影響は原的的であった。
TRUMPトークンの価格動向と技術的分析
TRUMPトークンは、日曜日に大統領が仮想通貨リザーブ候補リストを公開した後、価格が17ドル（約2533円）を超えた。
その後、トークンは急落し、わずか1日で11.6ドル（約1728円）まで下落した。 この局面で、トークンはダブルボトム（底値が二度形成されるチャートパターン）を記録し、1コインあたり約14ドル（約2086円）の局所ピークを形成した。
しかし、1時間チャートでは再び下降トレンドとなり、木曜日の夜にはさらに低い安値を付けた。
過去数時間で少なくとも4回、14ドルを超える動きを拒否するなど、短期的な見通しが弱気であると見られており、アメリカのセッション中に否定的なモメンタムが加速すれば、12ドル（約1788円）まで下落する可能性がある。
Solaxyのプレセール進捗状況
Solaxy（SOLX）は、現在0.001656ドル（約0.25円）の割引価格で取引されており、初期購入者には大きな上昇余地がある。
ユーティリティトークン（実用性を提供するデジタル資産）は、プロトコルの立ち上げとともに需要が増すとみられ、さらにSOLXトークンは162％の魅力的なステーキング報酬（ネットワーク参加による報酬制度）を提供している。
SOLXトークンを購入するには公式Webサイトにアクセスしてウォレットを接続すれば、USDT、ETH、またはBNBでのスワップや銀行カードでの投資が可能である。
現在実施中の仮想通貨プレセールでは、これまでに2500万ドル（約37億2,500万円）以上の資金が集まっている。
ポイント
- トランプ大統領が政府既保有の仮想通貨を活用した戦略的リザーブを設立する計画を発表
- 市場は新規購入がないことに失望し、TRUMPトークンは4.5%下落して13ドルに
- トランプ大統領はホワイトハウスで仮想通貨サミットを主催予定で、市場への影響が注目される
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