トランプコイン(TRUMP)は6日、過去24時間で12%の上昇を記録した。暗号資産(仮想通貨)市場停滞が続く中で、トランプ大統領の公式ミームコインであるTRUMPは、再び注目を集めている。
このミームコインは、米国大統領本人が立ち上げたとされる公式な仮想通貨。1月18日のローンチ時に話題を呼び、数日間で大幅な価格上昇を遂げた。しかし、記録的な初期の盛り上がりを見せた後、過去最高値(ATH)から78%安の16.3ドル付近まで急落する局面があった。
ビットコインの弱気相場に牽引され、1月下旬からの2週間ほどにわたる下げトレンドの中で投資家心理は冷え込んでいた。しかし、ここ数日の12%上昇により、底打ちが近いという見方が再浮上している。
is it just me or $TRUMP is looking bottomed out?
wick got taken out and diagonal trendline is breaking as we speak.
will go back to this chart in a few days. pic.twitter.com/WQJxdFCtM0
— 💎GEM INSIDER💎 (@gem_insider) February 5, 2025
メラニアコイン(MELANIA)の勢いに続くトランプコイン
トランプコインの後に立ち上げられたメラニアコインに大きな価格変動の予兆が見られた。2月5日、新規のウォレットが仮想通貨取引所バイナンスから1000万ドルのUSDCを出金し、1.5ドルで669万ドル相当のメラニアコインを購入したという情報が広まった。これにより、メラニアコインがバイナンスに上場するのではないか、あるいは単なる売り抜け用の出来高作りではないかなど、さまざまな噂が投資家の間で飛び交っている。
一方、トランプコインはここ数日、16~20ドル(約2240~2800円)という狭いレンジでの推移が続いたが、その後買いが入り、上限を上抜けようとした動きが見られた。直近の注目されるレジスタンスは22.6ドル付近で、ここを抜けると25.7ドルや30ドルといったさらなる上値目標も浮上してくる。もしこれらの水準を明確に突破できなければ、再度下落へ向かうリスクもあり、投資家は慎重に動向をうかがっているようだ。
現在、4時間足のチャートでは安値切り下げ型のチャートパターンが形成中。このチャートパターンは一般的に上方へのブレイクアウトを示唆することが多いとされるが、確実ではない。
特に、このパターンの上限付近である19.20ドルレベルを明確に突破できるかが大きな焦点だ。出来高が大幅に増加しながらこの上限を抜ければ、22.60ドルやそれ以上の水準に向けてさらに上昇する可能性も出てくるだろう。
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