ドナルド・トランプ大統領の公式ミームコイン「トランプコイン(TRUMP)」は15日、24時間で31.3%上昇し、時価総額が4兆円を突破した。取引量も60%増加し、5508億円を記録している。
取引量は現在、流通量の84.2%に達しており、ミームコイン市場全体の活況を象徴している。ミームコイン市場の時価総額は過去24時間で5.1%上昇し、約11.3兆円に達した。
ポイント
- トランプコインが24時間で31.3%上昇し、時価総額4兆円を回復
- 取引量が60%増加し、流通量の84.2%に相当する5,508億円を記録
- 年間収益率191.5%を達成するも、過去最高値からは71.3%下落
取引所別の取引状況とパフォーマンス
暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンスは、TRUMPの日間取引量の21.2%を占め、韓国の仮想通貨取引所Upbitが14.7%で続いている。この上昇により、7日間のパフォーマンスはプラス圏に転じ、年間収益率は191.5%を記録している。
しかし、発行時の急騰から一転して、時価総額は最高値の2.3兆円から71.3%下落している。この下落は、トークン供給量の80%が内部関係者(トランプファミリーや立ち上げチーム)に割り当てられていることが明らかになったことが影響している。
価格分析と今後の展望
コインベースのチャートによると、15日の上昇は米東部時間午前4時頃から始まり、1トークン当たり約3,135円の重要な抵抗線を突破した。RSI(相対力指数)のブル・クロスと上昇モメンタムが確認されている。
ただし、RSIは既に買われすぎの水準に達しており、MACDも1月27日以来の高水準を記録している。この抵抗線突破は好材料だが、今後の価格維持が重要となる。維持できれば、4055円までの上昇(21.6%の上昇余地)も視野に入る。
Solaxy(SOLX)の台頭
TRUMPのソラナ(SOL)ネットワーク上での発行は、同ネットワークの信頼性向上に貢献した一方で、取引量の急増による処理能力の限界も露呈した。この問題に対応するレイヤー2スケーリングソリューションとして開発された新しいミームコイン「Solaxy(SOLX)」が注目を集めている。
Solaxyは、ICO(Initial Coin Offering)開始から2ヶ月で約30億6000万円を調達し、トランザクションのオフライン処理によるネットワーク負荷軽減を目指している。
現在のSO LXトークン価格は約0.25円で、ステーキング報酬として最大195%の年間収益率(APY)を提供している。
無料のビットコイン・クラッシュコース
- 10万人以上の学習者に支持されています
- 連続7日間、1日1通のメール
- 簡潔で学べる内容を保証!
99Bitcoinsを信頼する理由
2013年に設立された99Bitcoinsのチームメンバーは、ビットコイン黎明期から仮想通貨のエキスパートとして活躍してきました。
毎週の調査時間
10万以上月間読者数
専門家による寄稿
2000+検証済み仮想通貨プロジェクト