暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)は16日、前日比3.2%下落の2.72ドルで取引を終えた。一方で新たなアルトコインプロジェクトへの期待が高まっており、複数の新規仮想通貨が市場で注目を集めている。
ポイント
- Solaxyは2,140万ドルを調達し、クリエイター支援プラットフォームを構築
- Bitcoin Bullはステーキング機能を備えた注目のミームコイン
- Mind of PepeはAI機能を組み込んだ次世代ミームコイン
新世代のブロックチェーンソリューション
Solaxy(SOLX)は、ソラナ(SOL)初のレイヤー2ソリューションとして注目を集めている。プレセールでは2,140万ドル(約32億7,400万円)を調達し、現在0.001636ドルで取引されている。
イーサリアム(ETH)とソラナのマルチチェーン対応により、双方のブロックチェーンの利点を活用できる点が特徴だ。
トランザクションをオフチェーンで処理し、バッチ処理後にソラナチェーンで決済する方式を採用することで、ネットワークの混雑解消と処理速度の向上を実現する。特に近年課題となっているソラナネットワークの混雑やトランザクション失敗といった問題に対する解決策として期待されている。
開発チームは資金の30%をレイヤー2開発に配分する計画を示しており、分散型金融(DeFi)プロトコルの開発や非代替性トークン(NFT)ゲーム向けインフラの整備も予定している。2024年第4四半期までにメインネットの立ち上げを目指すという。
ビットコイン価格に連動する新たな選択肢
Bitcoin Bull(BTCBULL)は、ビットコイン(BTC)の価格上昇に連動して報酬を提供する独自の仕組みを持つアルトコイン。プレセールで180万ドル(約2億7,500万円)を調達し、現在0.002365ドルで取引されている。
資金配分はマーケティングに40%、開発基金に15%、ステーキング報酬に10%を充てる計画。特筆すべきは、ビットコイン価格が25万ドルに達した際の大規模エアドロップと、2万5000ドルごとのトークンバーンを組み合わせた独自の価値向上戦略だ。
ステーキングプログラムでは年利349%を提供し、すでに3億トークン以上がロックされている。長期保有者への還元を重視した設計により、安定的な価値の維持を目指している。
AIとブロックチェーンの融合
Mind of Pepe(MIND)は、人工知能を活用した次世代のアルトコインとして登場。プレセールでは630万ドル(約9億6,400万円)を調達し、AIと仮想通貨の新たな可能性を追求している。
プロジェクトの特徴として、機械学習を活用した価格予測モデルの開発や、AIを用いたコミュニティガバナンスの実現を掲げる。従来のミームコインとは一線を画す技術的アプローチにより、持続可能な成長モデルの構築を目指している。
開発チームは、AIの学習モデルを活用したトークン価値の安定化メカニズムや、コミュニティ主導の意思決定システムの実装を進めている。これにより、投機的な要素が強かった従来の仮想通貨市場に、新たな価値基準をもたらすことを目指している。
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