暗号資産(仮想通貨)「スイ(SUI)」は4月9日、過去24時間で5%下落し、1.97ドル(約288円)で取引されている。取引量も23%減少して、12億ドル(約1752億円)となった。
この下落は、Cboe BZX取引所がスイネットワークのネイティブトークンであるSUIを、裏付け資産とするETF(上場投資信託)の上場申請を行う中で起きている。承認されれば、資産運用会社のカナリーキャピタルは、米国初のSUI関連ETFとなる。
スイの価格分析と反転の可能性
スイの価格は2025年1月初旬に、約5.32ドル(約777円)の高値を記録して以来、長期的な下降トレンドにあった。ゲッコーターミナルのデータによると、現在のSUI価格は約1.97ドル(約281円)付近で推移しており、下降ウェッジパターン(典型的な上昇反転シグナル)を形成している。
このウェッジパターンは、徐々に低くなる高値と安値によって形成され、パターンが狭まっていることから、買い手がモメンタムを獲得すれば、上方へのブレイクアウトが起こる可能性がある。また、価格は重要なサポートレベルである約1.92ドル(約280円)付近で反発しており、これは以前の蓄積ベースと一致している。
ブレイクアウト時に注目すべき直近のレベルは、フィボナッチ0.786レベルの2.65ドル(約387円)、次いで0.618レベルの3.22ドル(約470円)である。現在2.52ドル(約368円)の50日単純移動平均(SMA)は、SUIの上方に位置し、最初の動的抵抗レベルとなっている。
相対力指数(RSI)は38.35で、買われすぎの領域のすぐ上にある。極端な売られすぎ状態ではないものの、下降モメンタムは強く、弱まる可能性もある。
ミームコイン「SUBBD」プレセールの急成長
投資家たちは新興ミームコインである「SUBBDトークン(SUBBD)」に資金を投入している。世界で初めてAIと仮想通貨を融合したクリエイタープラットフォームを構築しているSUBBDは、Web 3.0市場で大きな話題を呼んでいる。
最近開始されたプレセールでは、最初の1週間で12.3万ドル(約1800万円)を調達した。
投資家たちは、SUBBD独自のユースケース、AI搭載機能、低い時価総額に期待を寄せている。このプロジェクトはイーサリアム(ETH)ブロックチェーンを使用して支払いを合理化し、プラットフォームユーザーに実用性を提供する。
SUBBD保有者は、ピアツーピア(P2P)のサブスクリプションやチップの提供など、お気に入りのインフルエンサーにいつでもアクセスすることが可能だ。追加特典には、舞台裏の映像などの独占コンテンツや、プレミアム素材へのアクセスも含まれる。
SUBBDトークン保有者は、年率20%の高い利回り(APY)を提供するプロジェクトのステーキングプラットフォームを通じて、受動的な収入を得られる機会もある。同機能には、すでに120万以上のトークンがステーキングされている。
プレセールに参加するには、SUBBDのウェブサイトから、仮想通貨または銀行カードを使用して、購入手続きを完了させるだけだ。1トークンあたり現在は、0.0551ドル(約8円)で販売されている。
ポイント
- Cboe BZX取引所によるETF申請で、SUIの価格が5%下落した
- テクニカル分析ではSUIが上昇反転する可能性もある
- AIと仮想通貨を融合したSUBBDのクリエイタープラットフォームの人気が上昇している
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