ソニー関連企業が開発するブロックチェーン「Soneium」は12日、大手SNSプラットフォームのLINEと提携し、LINEのミニAppをエコシステムに統合することを発表した。
この提携は、約2億人のアクティブユーザーを持つLINEのプラットフォームにブロックチェーン機能を組み込むことで、ユーザー体験を妨げることなくスムーズなWeb3.0体験の提供を目指す。
両社はます、Soneiumエコシステムに4つのミニアプリ「Sleepagotchi LITE」「Farm Frens」「Puffy Match」「Pocket Mob」を導入する予定だ。
ポイント
- ソニーのSoneiumブロックチェーンとLINEがオンチェーンミニアプリで提携
- 提携により4種類のミニアプリがSoneiumエコシステムに導入される
- LINE約2億人のユーザーベースを活用してWeb3の普及を促進する狙い
Web3.0技術の普及に向けた取り組み
この提携の主な背景には、より広範な層へのWeb3.0技術の普及を促進したいという両社の意向がある。
Soneiumは、高速かつ低コストな取引環境を提供するイーサリアム(ETH)のレイヤー2ネットワークだ。今回の提携により、LINEの広大なユーザーベースを活用することが可能となった。
またLINEは、アジア市場で強力なユーザーを抱え、多くのユーザーにとってブロックチェーン技術との最初の接点になる可能性を秘めている。
両者の取り組みは、主にタップゲームで人気を博したテレグラムとThe Open Network(TON)のような環境を、Soneiumに反映させようとする動きとなっている。
提携によるメリット
この提携により、LINEのミニアプリの開発者は、コミュニティ構築、戦略的マーケティング、知的財産コラボレーションなどSoneiumのサポートを受けることができる。
今後数か月以内に、最初の4つのミニアプリ「Sleepagotchi LITE」「Farm Frens」「Puffy Match」「Pocket Mob」が、Soneiumに展開される。
これらのアプリは、非代替性トークン(NFT)報酬やゲームプレイなどのブロックチェーン要素を統合した魅力的な体験をユーザーに提供する。
また、これらのアプリは、テレグラムなど他のソーシャルプラットフォームですでに成功を収めており、LINEのリーチを活用したWeb2.0とWeb3.0間のギャップを埋めることが期待される。
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