ソラナ初のレイヤー2プロトコル「Solaxy」が12億5千万円調達

ソラナ（SOL）初のレイヤー2プロトコル「Solaxy」は3日、プレセールで800万ドル（約12.5億円）の資金調達を達成したことを発表した。

年率550%のステーキング報酬で注目を集めるSolaxy

Solaxy（ソラクシー）のSOLXトークンは現在0.001584ドルで取引されている。プレセール価格は本日中に0.001586ドルまで上昇する予定だ。

同プロトコルは総供給量1380億トークンのうち、すでに20億トークン以上がステーキングされている。ステーキング報酬は3年間にわたり、イーサリアム（ETH）のブロックごとに4377.4トークンが分配される。報酬はプレセールトークンの請求開始後に受け取り可能となる。

ソラナとイーサリアムを繋ぐブリッジ機能を提供

ソラナとイーサリアムの両ブロックチェーンに対応するSolaxyは、それぞれの長所を活かした相互運用性を実現する。ソラナの高速取引処理能力と、イーサリアムの豊富な流動性を組み合わせることで、クロスチェーンでの資産移転を可能にする。

ネットワーク混雑の解消を目指す

ソラナネットワークではミームコインの人気などにより取引が集中し、ピーク時には非投票取引の70%が失敗する状況が発生している。Solaxyはレイヤー2ソリューションとして取引の一部を処理することで、このような混雑の緩和を目指す。

コミュニティの支持を集め、今後の展開に期待

ClayBroなど著名人からの支持表明や、約2万人のソーシャルメディアフォロワーを獲得しているSolaxy。暗号資産（仮想通貨）のスケーラビリティ問題に対する新たなソリューションとして、長期的な成長が期待される。