暗号資産(仮想通貨)市場におけるソラナ(SOL)基盤のミームコインセクターの規模は27日、過去24時間で11%超えの下落率を記録した。
これは、ビットコイン(BTC)を含む仮想通貨市場全体の下落や、ソラナのミームコインに対する期待の低下が要因と考えられている。
トランプコインの「期待」と「失望」
ソラナのミームコイン市場では、ドナルド・トランプ新大統領が公式ミームコイン「トランプコイン(TRUMP)」を発売。
誕生から数時間で、トークン価格は数十から数百倍まで高騰。バイナンスやバイビットなど大手仮想通貨取引所への上昇も果たした。
また、トランプ夫人のメラニア・トランプ氏公式ミームコイン「メラニアコイン(MELANIA)」も誕生した。
このような動きは、ソラナエコシステムの取引量や入金額は上昇をもたらし、ネットワーク活動の成長を大きく支援した。
しかしソラナは近年、ネットワーク運営の中央集権化やネットワーク障害(ブロック生成の一時停止など)の問題が取り上げられている。
さらに、TRUMPやMELANIAを含むソラナ基盤のミームコインの投機性を懸念する声も上がっており、一部の投資家はより優れたエコシステムや銘柄への資金移動を進めている。
ミームコインの分散投資
その中で、ミームコインのボラティリティ(価格変動性)や各投資家のタイプに合った投資を提供する「Meme Index(MEMEX)」のような新しい仮想通貨への資金移動も見られる。
同プロジェクトは、ミームコインの分散投資を可能にする4つのインデックス商品(Titan、Moonshot、MidCap、Frenzy)を提供している。
ユーザーは、自身の投資スタイル(安定もしくはハイリスク)に合わせた投資が可能。
たとえばTitanは、ドージコイン(DOGE)など比較的主要なミームコインを中心に構成。Frenzyは、ハイリスク・ハイリターンなミームコインで構成されている。
MEMEXトークン保有者は、これらのインデックス商品へのアクセスおよびガバナンス(投票)への参加も可能となる。
プロジェクトローンチに備えた仮想通貨プレセールでは、執筆時点までに300万ドル(4億6000万円)近くの資金を集めている。
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