米証券取引委員会(SEC)はこのほど、複数の金融機関によって提出されたソラナ(SOL)の現物上場投資信託(ETF)の申請を受理する動きを見せている。
7日には、グレイスケールの運用するソラナ・トラスト(投資信託)のETF転換に向けたフォームを受理。
12日には、ヴァンエック、21Shares、ビットワイズ、カナリーキャピタルの4社が、米取引所Cboeを通じて提出した申請を受理している。
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これにより、ソラナETF承認および大幅な資金流入が期待されている。また、ソラナに関連した新興アルトコインにも注目が集まっている。
高まるソラナETF承認への期待
SECは以前、ソラナを含むほとんどのアルトコインを未登録証券として分類し、ETFの申請を拒否してきた。
しかしドナルド・トランプ大統領が誕生し、仮想通貨業界に厳しい目を向けてきたゲーリー・ゲンスラー前委員長の辞任後、金融機関によるソラナETFの申請が活発化。
申請を受理する動きも見られていることで、ソラナETFのSOLが証券なのか商品なのかという議論の余地が生まれている。
また一部のアナリストの間では、SECは「新たな領域」に踏み込んでいると指摘されている。
強気な予測も
このような動きが起きる中、ソラナに対して強気な見解や予測を発表する動きも見られるようになっている。
資産運用会社ヴァンエックは、米国のマネーサプライ拡大と採用拡大により、2026年にはSOL価格が520ドル(現在は200ドル付近)に達すると予測。
また、カナダの上場企業Sol Strategies(ソル・ストラテジーズ)は、1月31日から2月7日の1週間で24,000SOL以上を購入。保有量を214,000SOL以上に増やしている。
一方でイーサリアム(ETH)が現物ETF承認後に価格が停滞していること受け、慎重な見方もする投資家も存在する。
ソラナ関連のアルトコインに注目
ソラナを上目線で見る声が多い中、ソラナに関連した新興プロジェクトにも注目や資金が集まっている。
一例としてSolaxy(SOLX)は、ソラナのレイヤー2ネットワークを開発するプロジェクトだ。
近年ソラナは、ミームコインを中心に取引が活発化したことで、ネットワークに高い負荷がかかってることが危惧されている。
同プロジェクトは、そのようなソラナへの負荷を軽減し、高速かつ低コストな取引環境の提供を目指している。
現在行われているプレセールでは、2,000万ドル(約30億円)近くを調達。年間利回り(APY)200%を超えるステーキング報酬も提供している。
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