ICO 仮想通貨｜ソラナ初のレイヤー2「Solaxy」が2300万ドルを調達

ソラナ（SOL）の今後の15億ドル規模のトークンアンロックが売り圧力を引き起こす懸念が高まる中、ネットワーク混雑を緩和するためのレイヤー2ソリューション「Solaxy（SOLX）」が注目を集めている。

Solaxy、ソラナ初のレイヤー2プロジェクトとして2300万ドルを調達

Solaxyは、ソラナのレイヤー2スケーリングソリューションとして、すでに2300万ドル（約34億円）以上を調達。プレセールが加速する中、投資家の関心も高まっている。

一方、市場のセンチメントは不安定だ。月曜日にはビットコイン（BTC）が9万ドルを割り込み、この弱気の流れがソラナにも波及。SOLは執筆時点で141ドル（約2万1000円）に下落し、3月に予定されているトークンアンロックへの懸念が強まっている。

それでも、一部のアナリストは強気の姿勢を維持しており、SOLが2025年には551ドル（約8万2000円）に達する可能性を指摘している。もしそうなれば、Solaxyもその波に乗り、ソラナのネットワーク問題を解決する重要な役割を果たすことになる。

ソラナは551ドルまで上昇できるか？Solaxyがカギを握る

ソラナは、過去最大規模のトークンアンロックを控えている。3月1日には1120万SOL（現在の価格で約15億ドル相当）が市場に放出される予定だ。

懸念されているのは、単なる供給増ではなく、「誰がこれらのトークンを保有しているのか」という点だ。

これらのトークンの大部分は、FTXの破綻時にGalaxy DigitalやPantera Capital、Figureなどの大手VC（ベンチャーキャピタル）によって1枚あたり約64ドルで取得された
もし彼らが利益確定を決断すれば、SOLの現在価格では7億8300万ドル（約1160億円）の利益を得ることになり、大幅な売り圧力につながる

さらに、Arkham Intelligenceのデータによると、マーケットメーカーのWintermuteはすでにバイナンスから3820万ドル相当のSOLを引き出している。

それでも、Master VenturesのCEOでありブロックチェーンアドバイザーであるカイル・チャッセ氏は、「ソラナの2025年の見通しは依然として強気」との見解を示しており、Bitwise Asset Managementの調査レポートでも、強気シナリオでSOLが551ドル、弱気シナリオでも462ドルに達する可能性があると予測されている。

現在の価格（約141ドル）から考えると、ソラナは291%上昇すれば強気予測の551ドルに到達し、228%上昇で弱気予測の462ドルに達することになる。

では、どうすればソラナはこのような上昇を遂げられるのか？その答えはSolaxy（SOLX）にあるかもしれない。