暗号資産（仮想通貨）シバイヌ（SHIB）は11日、0.002488円で推移している。年初来の上昇率は72.05%となり、出来高は35.1億円を記録した。
シバイヌの底堅い動き
ミームコイン市場で、シバイヌは独自の強さを見せている。
直近30日間の価値下落率を見ると、ぺぺコイン（PEPE）が46.6%、ボンク（BONK）が37%下落する中、シバイヌは27.2%の下落に留まった。これはドージコイン（DOGE）と同程度の水準だ。
シバイヌの時価総額は1.46兆円に達しており、これはぺぺの2倍以上、トランプコイン（TRUMP）の3倍以上の規模となる。この規模の大きさが、市場調整局面での耐性を高めている要因とされる。
また、シバイヌは120万人を超えるフォロワーを持つ強固なコミュニティを有しており、多くのメンバーが積極的に投資やエコシステムの拡大に貢献している。
テクニカル分析が示す転換点
シバイヌは0.00001560ドル（約0.00237円）付近で短期的な底を形成。価格は一時的にこのレベルを下回ったものの、急速に回復している。
MACDヒストグラムは今月前半にかけて下落モメンタムの低下を示しており、RSI（相対力指数）もシグナルラインを上回っている。これらの指標は、現在進行中のトレンド反転を示唆している。
注目のICO仮想通貨：BTC Bull Token
2025年のICO仮想通貨市場で注目を集めているのが、BTC Bull Token（BTCBULL）だ。
ビットコイン（BTC）の価格上昇に連動したエアドロップとトークンバーンを特徴とする新しいプロジェクトで、既に27.2万ドル（約4,134万円）を調達している。
BTCBULLトークンの主な特徴は以下の通り。
- ビットコイン価格に連動したトークンバーンシステム
- 早期投資家向けの優先エアドロップ機能
- 最大供給量210億トークンの希少性設計
- コミュニティ主導のガバナンスモデル
現在0.00235ドル（約0.357円）での先行販売を実施中であり、ビットコイン支持者を中心に、早期投資機会として注目を集めている。
ICO市場の今後の展望
2025年のICO市場は、単なる投機的なプロジェクトから、実用性と技術革新を重視したプロジェクトへと進化している。BTCBULLのように、既存の大手仮想通貨との連携や、明確なユースケースを持つプロジェクトが投資家の関心を集めている。
また、規制環境の整備に伴い、より透明性の高いICOプロジェクトが増加している点も注目される。投資家保護の観点から、プロジェクトの実現可能性や開発チームの実績を重視する傾向が強まっている。
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