暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)は14日、24時間で約8%上昇し、2.53ドル(約397円)を記録した。
規制緩和への期待が相場を牽引
仮想通貨市場は全体的に軟調な展開が続いている。ビットコイン(BTC)は週間で3.75%の下落、イーサリアム(ETH)に至っては約10%の大幅な下落となった。その中でXRPは週間ベースで6%のプラスを記録。他の仮想通貨には見られない独自の強さを見せている。
この上昇の背景には、トランプ前大統領の政権復帰への期待がある。現SEC委員長のゲーリー・ゲンスラー氏は、トランプ政権発足と同時に辞任する意向を表明。後任には仮想通貨に理解を示すポール・アトキンス元SEC委員が就任する見通しだ。
リップル社とSECの訴訟は、XRPが無許可で配布された証券であるとの判断を巡って継続中。しかし、米司法当局が一部でリップル社の主張を認めており、新SECの体制下で訴訟が取り下げられる可能性も出てきた。
時価総額で3位に位置するXRPは、SECの規制緩和により、米国でスポットETFが承認される可能性が高い次の候補としても注目を集めている。
テクニカル分析が示す強気相場
2024年11月6日から12月3日にかけて500%以上上昇した後、1ヶ月以上不安定な動きが続いていたXRPだが、再び上昇トレンドに転換した。
12月初旬から形成されていた三角形を上抜けし、強気シグナルを発信している。次の目標値は2024年12月3日の高値2.902(約457円)ドルと3ドル(約473円)の節目となっている。下値は50日移動平均線の2.25ドル付近が当面のサポートラインだ。その下には2ドルと12月10日の安値1.90ドルのゾーンが控えている。
1月20日のトランプ氏就任を控え、市場では楽観的な見方が広がっているが、この上昇期待は他の仮想通貨にも波及する可能性がある。実際、一部のミームコインはXRPを上回る上昇が見込まれており、より爆発的な投資機会を求める投資家の関心を集めている。
注目を集めるソラナレイヤー2のプレセール
特に注目を集めているのが、ソラナ(SOL)初のレイヤー2ブロックチェーンとなるSolaxy(SOLX)だ。ジェームズ・フェネル氏、ピーター・カークマン氏、ジェイミー・ハリー氏が率いるこのプロジェクトは、プレセール開始からわずか24時間で50万ドルを調達する注目度の高さを見せている。
Solaxyは、ソラナの高速性と低手数料の特徴を活かしながら、ネットワークの混雑や取引失敗、スケーラビリティの制限といった課題を解決することを目指している。SOLXトークンはイーサリアムとソラナの両チェーンに対応したマルチチェーントークンとして設計され、356%という高いAPYのステーキングプログラムを提供している。
開発者やユーザーにとって、Solaxyはソラナの強みを活かしながら、その限界を克服するプラットフォームとなる。分散型アプリケーションの構築、デプロイ、操作をパフォーマンスを損なうことなく実現する。
また、イーサリアムの豊富な流動性とインフラストラクチャに、ソラナの高速性と低手数料を組み合わせることで、マルチチェーン分散型金融の究極のゲートウェイとしての地位を確立することを目指している。仮想通貨プレセールではBNB、ETH、SOLでの購入に加え、クレジットカードでの支払いにも対応。
世界で最もアクティブな3つのブロックチェーンからの投資を可能にしている。主要なレイヤー2トークンの時価総額が10億ドルを超える中、ソラナ初のレイヤー2ソリューションとして、市場リーダーとなる可能性を秘めている。
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