リップル社が発行する仮想通貨リップル は13日、過去24時間で6.6％上昇した。
トランプ政権の関税政策導入後の市場下落から反発の兆候が見られる中、市場関係者は米証券取引委員会（SEC）との法的紛争の行方に注目している。
トランプの関税政策が仮想通貨市場に与えた影響
トランプ政権の関税政策が３月に実施されて以降、世界経済の焦点は大きく変化した。相互関税の導入により、米国株式市場は大幅な下落を経験し、インフレを引き起こすなど全体にネガティブな影響が表れている。
暗号資産（仮想通貨）市場も例外ではなく、ビットコイン（BTC）は関税政策実施前の10万ドル近辺から7万4000ドル付近まで下落した。リップルを含む他の仮想通貨も同様の影響を受けている。
しかし、こうした逆風や不確実性にもかかわらず、リップルは大きな反発に向けた態勢を整え始めた。市場の専門家は、価格下落後の回復を受け、同仮想通貨が爆発的な復活を遂げる可能性を示唆している。
XRPの価格変動とSECとの法的紛争
リップルはトランプ政権の関税政策の影響に加え、4月6日には2.05ドルからわずか24時間で20％下落し、1.64ドルまで急落した。以降、価格は変動を続け、投資家の間に不確実性をもたらしている。
今年1月に記録した過去最高値は3.09ドルであった。現在は約2ドルで取引され、徐々に勢いを取り戻している。
リップルの位置づけと価値に大きな影響を及ぼす要因のひとつは、SECとの法的紛争である。リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは３月、SECが上訴を取り下げ訴訟が終結するとの見解を示したが、状況は未だ不確実だ。
SECは４月10日に非公開会議を予定しており、同社の件に関する決定が下される可能性がある。SECが訴訟から撤退すれば、リップルの価格は大幅に上昇する可能性がある。これにより、仮想通貨市場全体にとっても規制の明確化が進むだろう。
注目の仮想通貨プレセール5選
現在、いくつかの仮想通貨 プレセールが優れたパフォーマンスを示している。これらは幅広いユーティリティとユースケースを備えており、早期投資家にとって魅力的な選択肢となっている。
1. Solaxy（SOLX）
Solaxyは最も成功している仮想通貨プレセールのひとつで、約3000万ドルを調達した。
同プロジェクトは、ソラナ（SOL）向けの最初のレイヤー２ソリューションとして、スケーラビリティや取引失敗といった主要な課題に対処している。さらに、年率137％のステーキング機能も提供している。
2. BTC Bull Token（ BTCBULL）
BTC Bull Tokenは、ビットコインのパフォーマンスに連動するプロジェクトだ。
ビットコイン価格が特定の価格マイルストーンに達すると、保有者に大規模なBTCエアドロップを実施するか、トークンバーンメカニズムにより価値の向上を図る。
3. MIND of Pepe（MIND）
MIND of Pepeは、AI駆動の仮想通貨プロジェクトで、ソーシャルメディアと自律的に対話し情報収集するAIエージェントを活用する最新のAIエージェント仮想通貨だ。
現在実施中のプレセールでは、総額790万ドルを超える資金を集めている。
4. Best Wallet Token（BEST）
Best Wallet Tokenは、次世代ウォレット「Best Wallet」ユーザーに特化した仮想通貨だ。
取引手数料の削減、新規プレセールへの排他的アクセス、パッシブインカム獲得のためのステーキング機会など、エコシステム全体にわたる優れたユーティリティを提供しており、これまでに1100万ドルを調達している。
5. SUBBD Token（SUBBD）
SUBBD Tokenは、市場に登場したばかりの仮想通貨プロジェクトで、最初の数日間に10万ドル以上を調達した。
コンテンツ制作プロセスとその消費方法を再定義することを目指している。
ポイント
- トランプの関税政策導入後、仮想通貨市場全体が下落したがXRPは回復の兆し
- リップル価格は4月に大きく変動し、現在は2ドル付近で取引されている
- Solaxyをはじめとする5つの注目の仮想通貨プレセールが投資家の関心を集めている
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