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リップル、5.2%の上昇率を記録|3つの成長ポイントを解説

投稿者: Airi Kumabayashi

最終更新日: 1月 14, 2025

ファクトチェック済み

投稿者 Konosuke Esaka

コンピュータ基盤の上に浮遊するリップルのシンボル

リップル(XRP)は12日、過去24時間で5.2%、さらに直近1週間では6.6%の上昇率を記録した

低迷が続く暗号資産(仮想通貨)市場において、このような安定したパフォーマンスを維持する背景には、いくつかの重要な要因が挙げられる。

  1. SEC訴訟問題の解決が視野に
  2. 次期トランプ政権との関係強化
  3. 新たなステーブルコイン「RLUSD」の導入

ビットコイン(BTC)を初めとする多くのアルトコインが下落する中、リップルが堅調な成長を遂げている理由を解説しよう。

SEC訴訟問題の解決が視野に

20日に予定されている次期トランプ政権の発足を機に、米国証券取引委員会(SEC)とリップル社の長期にわたる訴訟問題が解決に向かう可能性が高まっている。この訴訟は、XRPが証券に該当するかどうかを巡るものであり、リップルにとって重大な法的リスクとなっていた。

この訴訟問題が解決することで、リップルは法的リスクから解放され、投資家心理が大きく改善することが予想される。さらに、リップルはその独自のブロックチェーン技術と国際送金ネットワークを活用し、次世代の金融インフラとして飛躍的な成長を遂げることが期待されている。

次期トランプ政権との関係強化

リップル社CEOのブラッド・ガーリングハウス氏は8日、次期トランプ大統領と夕食を共にしたことをトランプ氏との写真と一緒にX(旧Twitter)に投稿した。この出来事は、リップルが次期トランプ政権との関係を強化し、仮想通貨市場における地位をさらに確立する可能性を示唆している。

次期トランプ政権の発足により、バイデン政権下で強化された仮想通貨規制が緩和されるとの期待が高まっており、リップルの成長に追い風となるだろう。

新たなステーブルコイン「RLUSD」の導入

リップルの成長を支えるもう1つの要素が、新しいステーブルコイン「Ripple USD(RLUSD)」の導入だ。このステーブルコインは、リップルの決済ネットワークにおけるユースケースをさらに拡大することを目的として開発された。

RLUSDは、リップルネットワーク上での高速かつ低コストな送金を実現し、企業間の決済や個人の国際送金において大きなメリットを提供すると見られている。特に、法定通貨とデジタル資産間の橋渡しとしての役割が期待されており、リップルエコシステムの競争力を大幅に強化するだろう。

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Airi Kumabayashi
Airi Kumabayashi
仮想通貨ライター

2020年から仮想通貨投資を始め、豊富な投資経験とWeb3.0分野の専門知識を活... 続きを読む

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