AIロボット企業のライスロボティクスは29日、フロキ(Floki)AIを搭載したコンパニオンロボット「FLOKI Minibot M1」のリリースを発表した。
同時に、同社はRICE AI分散型プロトコルの主要ユーティリティトークンとしてRICEトークンを導入し、主にトークンファイ(TokenFi)ローンチパッドを通じて販売する。
この販売には、フロキをステーキングすることで報酬として獲得できる「TOKEN」保持者が参加可能である。
ソフトバンク関連企業とFlokiの提携
ライスロボティクスは、エヌビディア、セブン・イレブン、ソフトバンクなどを顧客に持つ、ソフトバンク系列のAIロボット企業である。
一方、フロキはミームコインからユーティリティ重視のエコシステムへと進化を遂げたブロックチェーンプロジェクトだ。
今回発表されたAI搭載コンパニオンロボット「FLOKI Minibot M1」は、RICE AIプラットフォーム上で動作し、フロキブランドを冠する。
これは、ブロックチェーン技術をAIやロボット工学に統合するというフロキの広範な戦略を反映している。
RICEトークンとトークンファイローンチパッドの役割
RICEトークンは、RICE AI分散型プロトコルのユーティリティトークンとして発表された。このトークンは、エコシステム内での取引やガバナンスを促進することを目的としている。
トークン販売は、フロキの姉妹プロジェクトであり、現実資産のトークン化を専門とするトークンファイ ローンチバッドを通じて行われる。
このプラットフォームでは、TOKENのステーキング実施者がRICEトークン販売に優先的に参加できる仕組みとなっており、フロキのコミュニティをライスロボティクスのエコシステムに取り込む狙いがある。
市場の成長と期待
AIロボット分野は、2030年までに1000億ドル規模に達すると予測されており、ライスロボティクスとフロキはこの成長分野の最前線に立つことになる。
ライスロボティクスは、アリババ・アントレプレナーズ・ファンドやソウル・キャピタルなどの投資家からプレ販売時に700万ドル(約10億円)を調達しており、開発と市場浸透のための資金を確保している。
フロキのトークンファイプラットフォームは、AIデータのトークン化を可能にし、分散型取引の市場を創出する。また、ステーキングメカニズムを通じて参加を奨励する。
この提携発表後、フロキの価格は24時間で16%上昇し、投資家がこのパートナーシップの可能性に楽観的な見方を示していることがうかがえる。このような価格変動は仮想通貨 投資の魅力とリスクを示唆している。
RICE AIのプロトコルは、世界中のロボットが自律的にトレーニングデータを共有することを可能にし、中央集権的な管理なしにAI能力を向上させる。
今回の協業は、AI、ロボット工学、ブロックチェーンの融合が進んでいることを示しており、トークン化されたAIデータ市場の先例となる可能性がある。
ポイント
- AIロボット企業ライスロボティクスが、Floki AIを搭載したコンパニオンロボット「FLOKI Minibot M1」を発表した。
- 同社はRICE AI分散型プロトコルのユーティリティトークンとして「RICEトークン」を導入し、TokenFi Launchpadで販売する。
- この提携はAI、ロボット、ブロックチェーン技術の融合を示すものであり、発表後FLOKI価格は16%上昇した。
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