暗号資産(仮想通貨)市場は、市場環境の改善を受けて強気相場を迎える可能性が浮上している。
ビットコイン(BTC)が10万7,000ドル前後で安定し、中東情勢が緩和する中、アルトコインへの資金流入が期待されている。
本記事では、今後上昇の可能性がある3つのアルトコインを分析する。
注目のアルトコイン:APTの動向
アプトス(APT)の価格は今週9%上昇し、4.9ドル付近で推移している。
現在、5.06ドル(約729円)のレジスタンスラインに直面しており、この水準を突破できるかが今後の鍵となる。
このレジスタンスラインをサポートラインに転換できれば、次の目標は月間最高値となる5.41ドルが期待できる。
テクニカル指標であるパラボリックSARも支持を示しており、強気トレンドの継続を示唆している。
しかし、5.06ドルの突破に失敗した場合、価格は4.79ドルのサポートラインまで後退する可能性がある。
このサポートラインを下回ると、4.49ドルまで下落し、現在の上昇トレンドが無効になる恐れがある。
SEIの動向と今後の見通し
セイ(SEI)は現在0.28ドル付近で取引されており、0.30ドル(約43円)のレジスタンスラインの突破を目指している。
この動きは、短期的な価格上昇の土台となる可能性がある。
チャイキン・マネー・フロー(CMF)指標は、最近の強気の勢いに乗り、SEIへの力強い資金流入を示唆している。
これは同アルトコインへの需要が増加していることを裏付けており、買い意欲が続けば0.35ドルに達する可能性もある。
一方で、利益確定売りが多数発生した場合、SEIは0.30ドルの突破に苦戦するかもしれない。
この水準を維持できなければ、価格は0.24ドルまで下落し、短期的な強気の見通しが無効になる可能性がある。
新興アルトコインとして注目されているSnorter Bot
既存銘柄が注目される一方、新たなアルトコインも台頭している。
いま勢いを増しているアルトコインが、ソラナ基盤のSnorter Bot(SNORT)だ。
同プロジェクトはミームコインの魅力と実用的な自動取引ツールを融合させ、ユーザー関心を集めている。
ホワイトペーパーに記載のあるとおり、Snorter Botはテレグラム上で動作する取引ボットを提供し、新規上場銘柄のスナイピングや有力トレーダーの取引を模倣するコピートレードを自動化する。
スナイピングとは、上場したトークンが取引可能になる瞬間を狙い、自動的かつ高速に購入を行う手法である。
また、不正なトークンを高い精度で検出する安全機能が評価されている。
現在進行中の先行トークン販売では既に60万ドル以上を調達しており、ソラナエコシステムの活況と共に、実用性を求めるユーザーからの期待が高まっている。
Snorter Bot公式サイト|X(旧Twitter)|Instagram
ポイント
- APTはテクニカル分析により今後5.41ドルを目指す可能性がある
- SEIは買いの勢いが強く、0.35ドルへの上昇も視野に入る
- 新興アルトコインではSnorter Botが急速に注目を集めている
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