Pi Network(PI)は11日、過去24時間で62.2%急騰した。
7日まで0.58ドル付近で推移していた同トークンは、8日から上昇基調に転じ、現在は1.17ドルを超える水準まで上昇している。
また、ビットコイン(BTC)が10万ドル台に回復するなど、暗号資産(仮想通貨)市場全体に再び活気が戻りつつある。
こうした中、Pi Networkの急騰を受けて、市場では次に値上がりが期待される“ライバル銘柄”として、以下の4つの仮想通貨に注目が集まっている。
1. カルダノ(ADA)
カルダノは、スマートコントラクトに対応した第三世代ブロックチェーンだ。
2025年3月、Coinbase(コインベース)でADA先物上場が報じられたことで、機関投資家の注目を集めてる仮想通貨投資銘柄の一つだ。市場では、この動きが価格上昇の大きな起爆剤になるとの見方が強まり、ADAの価格が最大10倍に達する可能性も指摘されている。
現在のチャートではトリプルボトムが形成され、、強気のブレイクアウトの兆候を示している。すでにボリンジャーバンドの中間線を突破しており、買い圧力の強まりが確認されている。
このまま上昇トレンドが継続すれば、ADAは月末までに1.33ドルに到達する可能性があると予想される。
2. ステラ(XLM)
ステラは、国際送金に特化した決済プラットフォームだ。
リップル(XRP)と類似の値動きを示す傾向があり、米国証券取引委員会(SEC)との訴訟問題が和解に至ったことで、XRPの上昇がXLMにも波及する可能性が指摘されている。
テクニカル面では、上昇平行チャネル内で推移しており、安定した上昇モメンタムが継続している。また、相対力指数(RSI)は49付近に位置しており、これが強気圏に突入すれば、さらなる価格上昇につながる可能性がある。
今後のポジティブな材料次第では、最大10倍の上昇余地があるとの見方も浮上している。
3. へデラ(HBAR)
ヘデラは、高速かつ低コストなブロックチェーン技術を持つ仮想通貨プロジェクトだ。
上場投資信託(ETF)への期待感の高まりを背景に、市場関係者からの注目を集めている。BlackRock(ブラックロック)など大手資産運用会社によるETF申請が追加されれば、さらなる価格上昇の要因となる。
加えて、デリバティブ市場の動向も強気材料として注目されている。暗号資産データサイトCoinglassによると、過去4日間でHBARの未決済建玉(オープンインタレスト)は1億3400万ドルから1億6600万ドルへと急増した。
この増加は、新たなロングポジションの構築が進んでいることを示しており、ヘデラに対する投資家の関心が着実に高まっていることを裏付けている。
4. Solaxy(SOLX)
Solaxyはソラナ(SOL)ブロックチェーンのスケーラビリティと効率性向上を狙うレイヤー2ソリューションだ。
この技術はソラナとイーサリアム(ETH)の双方と連携し、ネットワーク混雑や取引の信頼性課題に取り組む。
さらに、グリーンエネルギーを活用した持続可能なインフラや、最大年率130%のステーキング報酬、柔軟なカスタマイズ性が評価される。
現在実施中の仮想通貨プレセールで3300万ドルの調達に成功し、市場や機関投資家から高い期待を集めている。
ポイント
- Solaxy(SOLX)を含む有力なPi Networkライバルが2025年投資トレンドの中心となっている
- 各銘柄は独自の特徴と強力なファンダメンタルズで大きなリターンが期待される
- Solaxyはレイヤー2ソリューションやグリーンエネルギー志向で個人・機関投資家から注目を浴びている
99Bitcoinsを信頼する理由
2013年に設立された99Bitcoinsのチームメンバーは、ビットコイン黎明期から仮想通貨のエキスパートとして活躍してきました。
毎週の調査時間
10万以上月間読者数
専門家による寄稿
2000+検証済み仮想通貨プロジェクト