仮想通貨投資戦略：5月第1週、クジラが購入した銘柄と最新AI関連コインが話題に

この記事の内容

1. イーサリアム（ETH）
2. アバランチ（AVAX）
3. ぺぺコイン（PEPE）
4. MIND of Pepe（MIND）

ビットコイン Price Volume in 24h Price 7d は9日、10万ドルを突破した。

この動きを受け、暗号資産（仮想通貨）市場には強気ムードが再燃。これに呼応し、大口投資家（クジラ）は複数銘柄への買いを強化した。

特に、イーサリアム（ETH）、アバランチ（AVAX）、ペペコイン（PEPE）、さらに最新AIプロジェクト「MIND of Pepe（MIND）」の4銘柄に注目が集まっている。

1. イーサリアム（ETH）

イーサリアム Price Volume in 24h Price 7d は、最近の市場全体の回復基調の中で、クジラによる継続的な買い支えを背景に、過去7日間で3％の穏やかな上昇を記録した。

オンチェーン分析企業サンティメントの報告によると、同期間中に1万～10万ETHを保有する大型アドレスが約28万ETHを新たに取得したという。

記事執筆時点で、これらのクジラは総計2,524万ETHを保有しており、これは過去1カ月間で最も多い保有水準に達している。今後も買い増しが続けば、ETH価格は心理的節目である2000ドルを突破する可能性がある。

一方で、弱気ムードが再燃すれば、価格は1733ドル付近まで下落するリスクも残されている。

2. アバランチ（AVAX）

主要レイヤー1ブロックチェーンのアバランチ Price Volume in 24h Price 7d は、大口保有者によるネットフローの急増を背景に、機関投資家からの関心が高まりつつある。

ブロックチェーン分析企業IntoTheBlockによれば、過去7日間におけるネットフローは380％以上の増加を記録したという。

ここでいう大口保有者とは、流通供給量の0.1％以上を保有するウォレットアドレスを指し、ネットフローはその売買動向を示す指標である。

価格上昇局面では、大口投資家がトークンを積極的に買い増す傾向があり、この動きはしばしば個人投資家にも買い意欲を促す強気シグナルとして捉えられる。

AVAXの蓄積が今後も継続すれば、現在の抵抗線である24.28ドルを上抜けし、次の節目となる30.23ドルまでの上昇が視野に入る。

一方で、需要の減退が確認されれば、価格は14.66ドルまで下落する可能性もある。

3. ぺぺコイン（PEPE）

人気のミームコインであるペペコイン Price Volume in 24h Price 7d はこのほど、クジラによる積極的な買いが確認された銘柄の一つだ。ブロックチェーン分析企業Santimentのデータによれば、10万〜100万PEPEを保有するウォレットが、過去7日間で合計3億5000万PEPEを新たに取得したという。