米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は5月7日、3回連続となる利下げの据え置きを発表した。市場では、多くの投資家が利下げゼロを織り込み済みだったが、30%の投資家は6月の会合で0.25ポイント利下げが行われることを予想している。

そのような中で、米国発のアルトコインが上昇基調に切り替わっており、追加購入を行う投資家が増えている。また、このようなアルトコインとともに期待感が高まっているのが、Solaxy(SOLX)で、独自レイヤー2の開発状況が注目されている。

FRBが利下げを見送り、反発するトランプ大統領

市場関係者の予想通り、今回のFOMC会合では、政策金利が4.25%〜4.5%に据え置かれた。この決定に対し、トランプ大統領はパウエル議長を批判する姿勢を見せた。

同氏は、これまでにも利下げを強く要請しており、今後もそういったスタンスを継続するだろうと考えられている。このようなトランプ大統領の利下げ要請を巡って、FRBが次の会合でどのような決断を下すのかに注目が集まるだろう。

FRBがタカ派的な決定を行えば、ドル高となってビットコイン(BTC)などリスク資産が下落しやすくなるため、仮想通貨の投資家は注意する必要がある。一方で、トランプ大統領の要請を取り入れてハト派的な姿勢を示せば、仮想通貨市場にとっては有利な状況となるだろう。

そのように先行きの見通しが立たない中、ビットコインETF(上場投資信託)への資金流入が続いており、機関投資家の強い関心が示されている。ビットコインも現在10万4000ドル(1500万円)を超えており、史上最高値更新が迫る状況だ。

ビットコインの上昇とともに、次の強気相場で大きなリターンを生むと予想されているのが、米国発のアルトコインだ。以下で紹介するアルトコインは、FRBの方針次第で大幅な価格回復が期待されている。

XRP:2.94ドルを目指すトップアルトコイン

リップル(XRP)は、米国の仮想通貨準備計画の対象となることが示唆されており、今後の成長が期待されているアルトコインだ。

現在は、テクニカル指標が上向きで、50日単純移動平均線(SMA)の2.17ドル(約317円)レベルを試しており、今後は2.94ドル(約435円)突破が期待されている。

動向を示すAO(オーサム・オシレーター)がグリーンにシフトすれば、強い上昇モメンタムの兆しとなる。リップル社が提供する国際送金ネットワーク「RippleNet」で使用される仮想通貨であるXRPは、ここ最近需要が高まっており、過去24時間の出来高を見ても、69%のプラスとなっている。

FRBの他、トランプ大統領の今後の発言にも大きく影響を受ける可能性があるだろう。

ソラナ:180ドル超えに高まる期待

ソラナ(SOL)は、高速かつ低コストな取引で人気を集めているアルトコインだ。今回のFRBによる利下げ据え置きで、現在価格を177ドル(約2万6218円)にまで上昇させている。

ここ3日間で買い優勢を示しており、過去24時間の出来高は26%のプラスを記録している。RSI(相対力指数)も50越えで強気を維持。市場の投資家たちは、ソラナがこのまま上昇を維持し、180ドル(2万6646円)を超えることを期待している。

一部では、ソラナETFが2025年中に承認されるとの見方が強まっており、今年1月につけた史上最高値(294ドル)を更新するという意見もある。

ETF承認が現実のものとなれば、ビットコイン・イーサリアムに次ぐ主要アルトコインの仲間入りを果たす可能性があるだろう。

Solaxy:次世代レイヤー2で注目される仮想通貨プレセール

Solaxyのミーム

Solaxyは、ソラナチェーン上で独自レイヤー2ネットワークを開発している新しいミームコインで、オフチェーン処理を活用したスケーラビリティ向上を追求している。

現在は、ネイティブトークンである「SOLX」の仮想通貨プレセールを実施しており、累計で3200万ドル(約46億円)もの資金調達に成功している点にも注目しておきたい。

このようなプレセールの成功は、ティア1取引所への上場にも期待感が高まっている。また、プレセール期間からステーキング機能を稼働させており、年利116%の高いAPY(年利)を提供している点も魅力の1つだ。

さらに、ソラナとイーサリアムに対応するブリッジ機能の搭載も予定しており、ソラナにとっての重要なサポート役として期待されている。Solaxyは、環境への影響に配慮する投資家や分散型金融(DeFi)志向の投資家とも親和性が高く、市場のトレンドをつかみやすい設計となっている。

ミームコインでありながらXRPやSOLのような高い実用性を持つSolaxyには、これら2つのアルトコインを上回る大きな成長が予想されている。

Solaxyの公式サイトを確認する

まとめ

FRBのパウエル議長は今回、利下げ据え置きを決定したが、トランプ大統領が利下げを迫る姿勢を変えていないため、6月には何らかの政策変更がされるかもしれない。

市場動向は不安定だが、ビットコインETFへの資金流入は続いており、仮想通貨市場は強気な値動きを示している。

6月にFRBが利下げを示唆した場合、仮想通貨市場の強気基調が一段と鮮明になる可能性があるだろう。そのため、今のタイミングでXRPやSOLなどのアルトコイン、そして新しい仮想通貨プレセールのSolaxyに投資をしておくと、大きなリターンが期待できるかもしれない。

特にSolaxyは、高いステーキング報酬や、ソラナをサポートする独自レイヤー2を強みに、順調にコミュニティを拡大している。

ポイント

  • FRBは5月7日に利下げ据え置きを決定し、トランプ大統領から批判の声が上がった
  • ビットコインETFへの資金流入は続いており、XRPやSOLなどのアルトコインへの関心が高まっている
  • ソラナのレイヤー2を開発するSolaxyが高く評価されており、仮想通貨プレセールには3200万ドルを超える資金が集まっている

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Konosuke Esaka
Konosuke Esaka

日本語版99Bitcoins編集長。仮想通貨メディア業界で8年以上の経験を持つ。... 続きを読む

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