この記事の内容
ビットコインは8日から上昇する値動きを見せ、14日には10万ドルで安定して値動きしている。
この動きを受けて、暗号資産(仮想通貨)投資への関心が再び高まっている。
ビットコインは前回の高値更新後に調整局面が続いていたが、今週に入って10万ドルを超える値動きを見せている。
主な要因としては、アメリカの大統領ドナルド・トランプ氏によるイギリスとの通商協定進展の示唆と、米連邦準備制度理事会(FRB)が現行金利を据え置く方針を発表したことが挙げられる。
仮想通貨 投資家の間で注目の銘柄3選
ビットコインが10万ドルの大台で推移していることで市場の雰囲気が一変し、仮想通貨投資の機運が高まっている。
今回特に注目されているのは、リップル(XRP)、Solaxy(SOLX)、ソラナ(SOL)の3銘柄だ。
リップル
リップルは今年に入ってから好調なパフォーマンスを示しており、1月には3.30ドル(約488円)付近の過去最高値に迫った。
4月には1.65ドル(約244円)まで下落したが、その後2ドル台(約296円)を回復し、5月8日朝時点で2.19ドル(約325円)を推移している。
SEC(米証券取引委員会)との訴訟が和解に至ったことや、リップルの現物ETF(上場投資信託)期待なども価格を支える背景となっている。
さらに、リップル社がステーブルコインUSDCを展開するサークル社の買収を検討しているとの報道もあり、実現すればXRPの影響力拡大が期待される。
Solaxy
Solaxyはソラナ初のレイヤー2プロジェクトとして注目されている。
近年、ソラナのユーザー数増加に伴うネットワークの処理遅延など課題が顕在化してきた。
Solaxyはこのスケーラビリティ問題解決を掲げており、プレセール段階ですでに3,300万ドル(約48億8,000万円)近くを調達している。
取引所上場や今後の動向次第では、仮想通貨投資で利益を狙う層にとってさらに注目が高まるだろう。
ソラナ
ソラナは素早い処理能力と活発なコミュニティにより存在感を高め、2025年1月には過去最高値の293ドル(約43,364円)を記録した。
しかしその後は調整を経て、150ドル(約22,200円)周辺で安定している。
ビットコインETF発表時に連動高となった経緯もあり、ソラナの現物ETF承認や他好材料があれば、再び300ドル水準達成への期待感が強い。
また、ソラナが抱える問題を前述のSolaxyが解決できるかできるかどうかも成長のカギとなるだろう。
2025年の仮想通貨市場は、ETF関連の発表や大型企業の動きが価格に大きく影響する傾向が一層強まっている。
今回紹介した3銘柄は、それぞれ特徴的な機能や役割と成長余地を持っている。
ビットコインが10万ドルを安定し続ければ、他の主要仮想通貨や新興トークンにも幅広い資金流入が見込まれる。
今後も経済ニュースや市場の流れを注視しながら、リスク分散を意識した仮想通貨投資戦略が求められそうだ。
ポイント
- ビットコインが10万ドルで推移し強気相場への期待が高まっている
- リップル、ソラナ、Solaxyに注目が集まっている
- 今後の材料として、ETFや大型買収などが価格に影響を与える可能性
99Bitcoinsを信頼する理由
2013年に設立された99Bitcoinsのチームメンバーは、ビットコイン黎明期から仮想通貨のエキスパートとして活躍してきました。
毎週の調査時間
10万以上月間読者数
専門家による寄稿
2000+検証済み仮想通貨プロジェクト