大手資産運用会社のグレイスケール・インベストメンツは10日、米証券取引委員会（SEC）にカルダノ（ADA）の現物上場投資信託（ETF）を申請した。
ETF申請を受け、ADAトークン価格は11%上昇し、0.80ドルを記録。ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）を上回るパフォーマンスを示した。
ETF申請の詳細と市場への影響
NYSE Arcaは、グレイスケール・カルダノ・トラストの上場と取引に関する規則変更をSECに提案。これは米国市場で初となるカルダノの現物ETF化への試みとなる。
注目すべき点として、シカゴ・マーカンタイル取引所（CME）はまだカルダノの先物取引を開始していない。これまでSECは現物ETFの承認において、CMEの先物取引システムを重要な判断材料としてきた。
市場分析と価格予測
現在のADAトークン価格は、2023年12月につけた高値1.37ドルから36%下落した水準にある。しかし、分析企業サンティメントによると、投資家の関心はミームコインからカルダノなどのレイヤー1ブロックチェーンへとシフトしており、より安定した市場環境が形成されつつある。
専門家らは2025年のADAトークン価格について、平均2.46ドル、最高値で5.33ドルまでの上昇を予測している。
機関投資家の参入拡大へ
グレイスケールによる今回のETF申請は、機関投資家のカルダノへのアクセスを拡大する重要な一歩となる。
CMEでの先物取引が未開始という課題はあるものの、最近のSECによるビットコインとイーサリアムの現物ETF承認を考慮すると、カルダノETFの実現可能性も期待される。
ビットコイン関連の新しいICO仮想通貨が登場
多くのアルトコインEFTが進む中、新たなICO仮想通貨「BTC Bull Token（BTCBULL）」が、一部投資家の間で話題となっている。
BTC Bull Tokenは、ビットコインの強気相場到来を見据えて設計されたアルトコインであり、ビットコインの価格動向に連動したトークンバーンシステムを採用。また、プレセール参加者向けの優先エアドロップ機能を提供している。
本稿執筆時点では、1トークンあたり0.002355ドルで取引されており、すでに80万ドルの先行投資を獲得している。
同プロジェクトは、次の強気相場で急成長が期待される最新ICO仮想通貨として注目されている。
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