ビットコイン(BTC)は22日、今年2度目となる史上最高値の更新を達成した。アルトコイン市場も活気づく中、多くのトレーダーが大きな収益を生み出すチャンスを求めて、新しい銘柄に注目している。
特にミームコインや先行セール段階にある新興プロジェクトに熱い視線が集まっているため、今回は今後大きく飛躍する可能性が高い6つの仮想通貨プロジェクトを紹介する。
パジーペンギンズ(PENGU)
PENGUは、世界的に人気の高い「パジーペンギンズ」ブランドと提携した公式ミームコインだ。同トークンは、パジーペンギンズのNFT保有者に向けて、エアドロップされたことで始まった。
現在では、時価総額が8億ドル(約1150億円)円に達しており、市場での注目度が高まっている。今週初めには、時価総額が10億ドル(約1438億円)に近づき、最高値更新に大きく近づいた。
多くのトレーダーは、Web2・Web3を横断する幅広いエコシステムや実社会での活用、コミュニティの力などを強みに、PENGUが今後さらに成長することを期待している。一部では、同トークンに投じた1万円が100万円になると強気な予想をする投資家もおり、今後の動向が注視されている。
ブレット(BRETT)
ブレットは、イーサリアムの主要レイヤー2ブロックチェーンであるベース(BASE)を基盤にしたアルトコインだ。ベースチェーン上で最大規模を誇るこのトークンは、主要銘柄でありながらもバイナンスやコインベースなどの大手取引所に上場していない。
そのため、これらの取引所へ上場すれば、BRETTはさらなる成長を遂げることが期待されている。現在は、時価総額7000万ドル(約100億円)で推移しており、ミームコイン市場で11位にランクインしている。
一部のトレーダーは、現在の価格0.07ドル(約10円)から、0.7ドル(約100円)の高騰に期待しており、アルトコインシーズンで有望銘柄として注目されている。
トシ(TOSHI)
トシも、ブレットと同様にベースチェーンで稼働するミームコインだが、すでにコインベース取引所へ上場している。一部では、バイナンス上場が間近に迫っているとの噂が立っており、価格高騰への期待感は高い。
現在の時価総額は3000万ドル(約43億円)となっており、今後は30億ドル(4313億円)までの上昇が予想されている。コインベース上場による知名度の高さと、バイナンス上場による急成長への期待、コミュニティによる強い支持などを背景に、TOSHIは長期的な成長が見込めるといえるだろう。
特に、ベースチェーンを基盤とするアルトコインの保有銘柄を増やして、ポートフォリオを多様化したいというトレーダーは注目しておきたい。
Solaxy(SOLX)
Solaxyは、ソラナ(SOL)上で動作する独自レイヤー2ネットワークを開発している新興アルトコインだ。このレイヤー2技術によって、ソラナの取引速度の改善や、データ処理の最適化を目指している。
ソラナは、1秒あたり数千件の取引を処理できる高速かつ低コストな取引環境を提供しているが、ユーザーの急増によってネットワーク混雑が深刻化している。Solaxyはそういったソラナの取引問題を解決して、同チェーンの成長を促そうとしているのだ。
最新の開発アップデートでは、ソラナのデブネット(試験的ネットワーク)と連携したブリッジ機能をリリースしている。今後はイーサリアム(ETH)への対応も実行される予定で、エコシステムのさらなる拡大が推進されるだろう。
SOLXトークンの先行セールは残り24日となっており、すでに3900万ドル(約56億円)の調達に成功している。現在の価格は、1トークンあたり0.001732ドル(約0.25円)で、103%年利のステーキング報酬も用意されている。
BTC Bull Token(BTCBULL)
BTC Bull Tokenは、ビットコインの価格上昇と連動した報酬設計が特徴的なアルトコインだ。具体的には、ビットコインの価格が15万ドル(約2160万円)や20万ドル(約2880万円)に到達すると、BTCBULL保有者へビットコインがエアドロップ(無料配布)される。
さらに、12万5000ドル(約1700万円)や、17万5000ドル(約2515万円)などのビットコインの価格節目で、トークンバーン(焼却)が行われるイベントも用意されている。トークンバーンは通常、供給が減ることでトークンの希少価値が高まる効果が期待できる。
このようなビットコイン連動のエコシステムが高く評価されており、現在実施されている先行セールでは、すでに610万ドル(約8億7600万円)を調達している。価格は、0.002525ドル(約0.36円)で、Best Wallet利用者は報酬が自動配布されるメリットを享受できる。
MIND of Pepe(MIND)
MIND of Pepeは、自立的に行動できる最先端のAIエージェントを活用した実用派アルトコインだ。同プロジェクトは、このAIエージェントが24時間体制で市場分析を行い、MIND保有者へタイムリーな情報提供をしている点が特徴的だ。
最近の仮想通貨市場では、AIエージェントを活用した銘柄が多く立ち上げられているが、MIND of PepeではSNS上で独自アカウントを運用し、インフルエンサーと交流できる強みがある。
情報過多が懸念される市場で、利益に繋がる情報を効率よく獲得できるツールは、幅広いユーザーからの需要が見込めるだろう。AIが、自動取引やdAppsの利用、新規トークン発行をすることも可能で、MIND保有者にはそういった新規銘柄の優先的な参加権も付与される。
また、MINDターミナルという専用ダッシュボードの提供や、最大235%年利のステーキング報酬制度も魅力的だ。現在、実施中の先行セールには、1000万ドル(約14億円)近い資金が集まっている。
アルトコインへの参加はリスク分散も大切
今回紹介したアルトコインは、それぞれ独自の技術的特徴や報酬設計を持ち、今後の仮想通貨市場での期待を集めている。特にミームコインとAI、レイヤー2技術、報酬連動型トークンといった多様性があり、リスク分散を意識した戦略は利益率を高める上で有効だと言えるだろう。
ただし、仮想通貨は価格変動が大きく、暴落リスクも伴う。そのため、プロジェクトの進捗や運営体制にも注目し、慎重な判断を心がけたい。
先行セールや新規上場は短期的な注目を集める一方、中長期的な成長性や実需にも目を向けて判断することが大切だ。引き続き、アルトコインシーズンの動向に注目したい。
ポイント
- ビットコインが史上最高値を更新し、アルトコインシーズンが始まっている
- 注目のアルトコインとして、PENGU・BRETT・TOSHIがあげられている
- 先行セール段階のSOLX・BTCBULL・MINDなどの新興銘柄にも注目したい
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2013年に設立された99Bitcoinsのチームメンバーは、ビットコイン黎明期から仮想通貨のエキスパートとして活躍してきました。
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