暗号資産(仮想通貨)全体の時価総額は10日、過去一ヶ月で2.03%高を記録し、約3.54兆ドル台で推移している。
仮想通貨市場が活況を呈している中、多くの仮想通貨トレーダーが、AIの力を利用して市場の次なるトレンドやテーマを予測している。
最近、AIはリップルとソラナ SOL -2.22%の保有者に対し、画期的なレイヤー2ソリューションである新しい仮想通貨Solaxy(SOLX)が驚異的な上昇を見せるとの予測を示した。
トップトレーダーたちも、Solaxyが今年、主要トークンを上回るパフォーマンスを示し、大規模な価格上昇を達成する可能性があるという見方で一致している。
以下、個別にリップル、ソラナ、Solaxyの3銘柄について解説する。
リップル|SECとの和解案、再申請待ち
リップルは一週間で3.8%上昇し、価格は2.29ドルとなっている。
時価総額は1340億ドルを超えており、時価総額ランキングで常に上位を維持している。
長年の価格抑制要因であったSECとの訴訟は、2023年7月に「XRP自体は有価証券ではない」との判決が下され、市場の大きな強気材料となった。
また、SECのゲイリー・ゲンスラー委員長の辞任に関する今年1月の報道は、長年SECとの訴訟問題に悩まされ、価格動向が抑制されてきたリップルにとって非常に強気な材料となった。
訴訟は最終的な和解交渉の段階にあり、5月に一度却下された和解案の再申請が待たれる状況だ。
この長年の法廷闘争の終結への期待感が、リップルの価格を次の段階へ押し上げる重要な鍵として市場から注目されている。
この好材料は、今後数週間でリップルを3ドル以上に押し上げる可能性がある。
ソラナ|ETFは確実か、新しい仮想通貨への期待高まる
イーサリアムに次ぐ新たな現物ETFとして期待が高まるソラナは、現在約158ドル前後で取引されている。
2024年のイーサリアム現物ETF承認と、2025年1月のゲンスラー前SEC委員長の辞任を受け、ソラナETF承認への期待感はかつてないほど高まっている。
この流れを受け、VanEckやBitwise、そして資産運用最大手のブラックロックといった主要な金融企業が、相次いでSECへ現物ETFの申請書類(S-1)を提出した。
現在はSECによる審査結果が待たれる状況だ。
承認が実現すれば、機関投資家からの大規模な資金流入が見込まれるため、ソラナの価格やエコシステム全体に大きな影響を与えると予測されている。
多くのソラナトレーダーが次の目標として290ドルを視野に入れている。
弱気相場で97%の下落を乗り越えてチェーンを支持し続けたソラナ保有者にとって、未来は明るいと言えるだろう。
このため、訴訟リスクが後退したリップルと並び、市場の関心が最も集まっている新しい仮想通貨の一つとなっている。
Solaxy|画期的な技術で市場をリードする新しい仮想通貨
AIが今回の仮想通貨の強気相場で飛躍的な利益をもたらす切り札として浮上したのが、新しい仮想通貨であるSolaxyだ。
Solaxyは、ソラナエコシステムのネットワーク混雑やスケーラビリティといった技術的な課題を解決するために設計された画期的なレイヤー2ソリューションである。
ソラナの高速性とイーサリアムの相互運用性を組み合わせることで、より高速で安価、かつ信頼性の高い取引を実現する。
先行トークン販売では既に4600万ドル(約66億円)以上の資金調達に成功しており、その期待の高さがうかがえる。
この技術は、これまで取引の信頼性に懸念を抱いていた開発者や利用者に大きな安心感を与えるだろう。
Solaxyは、ブロックチェーン監査企業の審査を通過済みであり、プロジェクトの透明性と安全性が確保されている。
また、総供給量のうち最大30%が市場からの買い戻しに使用されるデフレ的なトークノミクスモデルを採用しており、希少価値を高める仕組みとなっている。
買い戻されたトークンの大部分は供給から除外され、40%はコミュニティへのステーキング報酬に充てられる。
早期参加者には年利87%という高いステーキング報酬も提供されており、長期的な資産形成の機会となるポテンシャルを持つ。
ただし、新しい仮想通貨の価格変動が非常に大きい点には注意が必要だ。
Solaxy公式サイト|X(旧Twitter)|Telegram
ポイント
- リップルは、SEC関連の好材料が報じられ、価格が力強く反発している。
- ソラナは、現物ETFの承認期待から過去最高値を更新し、市場の注目を集めている。
- AIは、新しい仮想通貨Solaxyが、これら主要銘柄を上回る上昇ポテンシャルを秘めていると予測している。
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