タトル・キャピタルは、米国証券取引委員会(SEC)に対して、チェーンリンク(LINK)、カルダノ(ADA)、ボンク(BONK)、トランプコイン(TRUMP)などの新しい暗号資産(仮想通貨)を含む10種類の上場投資信託(ETF)を申請した。新SEC議長として就任した仮想通貨支持者のマーク・ウイエダ氏の影響を受けた動きであると考えられている。
米ファンドマネージャー、新たな市場に挑戦
タトル・キャピタルは、これまでもビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のレバレッジETFを提供してきたが、今回新たにリップル(XRP)、ソラナ(SOL)に加え、メラニア(MELANIA)を含む10種類のトークンを新たなETFとして提案している。
これらのレバレッジETFは、基盤となるトークンの価格変動に対して2倍のリターンや損失を提供する仕組みとなっている。さらに、先週REXシェアーズがドージコイン(DOGE)のETFを申請したというニュースも報じられた。
新たな仮想通貨ETFという新しい実験
Polymarketのようなプロジェクトも規制に関して憶測を呼んできたが、ミームコインや新興暗号資産のETFというアイデアは、実験的で斬新な試みとされ注目を浴びている。
新たな仮想通貨の展開
もしSECがタトル・キャピタルのETFを承認した場合、新たな金融商品は早ければ2024年4月に登場する可能性が高い。このような進展により、新しい仮想通貨ETF市場が創出され、他の暗号資産にも同様の商品が登場する道を開くだろう。
特に注目すべきは、ユーティリティ中心の仮想通貨であり、その中でもSolaxy(SOLX)が注目されている。
Solaxy(SOLX)の注目度
Solaxyはソラナ(SOL)のエコシステム内で革新的なプロジェクトで、レイヤー2ソリューションを提供することにより、ネットワークのスケーラビリティ問題を解決することを目指している。
取引の一部をサイドチェーンにオフロードすることで、トランザクション速度を向上させ、手数料を削減する仕組みとなっている。
Solaxyはプレセールで1,560万ドル(約20億円)以上の調達に成功しており、投資家からの注目が集まっている。このプロジェクトは今後価格上昇が期待される注目の存在となっている。
仮想通貨市場の影響と過去の事例
過去の事例として、ビットコインの現物ETFが2013年に申請され、カナダでは2021年にローンチされた。BTC価格はこれを受けて急上昇し、1ヶ月で3.3万ドルから5.7万ドルに、さらに2ヶ月後には6万ドルに達した。また、ブラックロックは2023年に米国で最初のBTC現物ETFを申請し、2024年1月から米国市場で取引が開始されるとBTC価格は10万ドルに達すると予想されている。
同様に、Solaxyも同じように大きなリターンを見込むことができる可能性を秘めている。
ミームコインと仮想通貨ETFの未来
現在、仮想通貨市場は強気相場に向かっており、Solaxyのような新しいプロジェクトが、単なるミームコインにとどまらず、その革新的技術が評価される時期に来ている。
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