大手非代替性トークン(NFT)プロジェクトAzukiのZagabond創設者らは23日、アニメファン向けの新たな暗号資産(仮想通貨)「アニメコイン(ANIME)」をローンチした。
同トークンは、イーサリアム(ETH)およびレイヤー2のアービトラム(ARB)上に展開。1トークンあたり0.12ドルでデビューし、完全希薄化後価値(FDV)は12億ドルとなった。
同トークンは、バイナンスやバイビットなど主要な仮想通貨取引所でも取引可能だ。
$ANIME is now live. pic.twitter.com/fVtvAaf40H
— ANIME (@animecoin) January 23, 2025
幅広いユーザーへのエアドロも実施
同トークンの総供給量は100億トークンとなっており、そのうち50.5%がコミュニティに配分。割り当ては、以下の6つのバケットに分割されている。
- Azukiコミュニティ:37.5%
- ドメイン(Anime.com)拡張:24.4%
- チームとアドバイザー:15.62%
- コミュニティ育成:13%
- 会社:7.44%
- パートナーコミュニティ:2%
Azuki NFT保有者だけでなく、Hyperliquid(HYPE)ステーカーやArbitrumコミュニティなど幅広いメンバーにエアドロップが実施されている。
対象者は、設置された公式サイトと仮想通貨ウォレットを接続し、資格枚数の確認および請求が可能だ。ただし請求期間は、45日間(3月9日まで)となっている。
仮想通貨ANIMEとは?
仮想通貨ANIMEは、「文化コイン」と位置づけられ、アニメ産業におけるファンとクリエイター間のインセンティブをより適切に調整するために設計されたトークンとなっている。
アニメ産業は、2030年までに600億ドルの規模に成長すると予測されており、同トークンはその成長を支える重要な役割を果たすと考えられている。
具体的には、同トークンの誕生によって、アニメファンが消費者から共同所有者へ変わる道を開くことが期待されている。Zagabond氏は、この動きを「Anime 2.0」と称している。
独自チェーンも構築
また、Azukiコミュニティは現在、新たなブロックチェーン「Animechain」も構築中だ。
同チェーンは、アービトラム上に構築されたレイヤー3ネットワークで、アニメ業界におけるグローバルインフラとなることを目指す。
そのため今後は、Azuki(NFT)、ANIME(トークン)、Animechain(レイヤー3)の3本柱でアニメ業界の成長を支援する。
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