ソラナ(SOL)は3月上旬、SIMD(Solana Improvement Documents)と呼ばれる重要な2つのアップグレードを予定していることを公表した。
この発表を受けて、ソラナ関連の仮想通貨に対する関心が高まっている。中でも、ソラナブロックチェーンで深刻化する取引問題解決に向け、取り組んでいる「Solaxy(SOLX)」へ期待する声が大きい。
Solaxyは、現在実施しているSOLXトークンのプレセールで、2580万ドル(38億円)の資金調達に成功しており、多くの投資家の支持を集めている。本記事では、最新仮想通貨「Solaxy」の特徴を解説していく。
ポイント
- ソラナが2つのアップグレードを計画
- 関連トークンとしてSolaxyが注目
- SOLXが仮想通貨プレセールで38億円を調達
ソラナが2つのアップグレードを計画
ソラナのバリデータは、同プロジェクトのトークノミクス再構築に関わる重要な2つのアップグレードを計画し、投票に向けて準備を進めていることが明らかとなった。これらのアップグレードは、ソラナ改善提案(SIMD)と呼ばれており、以下2つの実施が検討されている。
- 優先手数料をステーカーに分配する
- ステーキングの増加に伴ってインフレ率を低下させる
取引を優先的に実行できる優先手数料に関しては、これまでバリデータが全て受け取ることが問題視されていた。アップグレードが決まれば、ユーザーの報酬が増える可能性がある。
レイヤー2でソラナの取引問題解決を試みるSolaxy
ソラナのアップグレードに加えて、ブロックチェーンの発展に大きく貢献すると期待されているのが、Solaxyが開発するレイヤー2ネットワークだ。Solaxyのレイヤー2は、ブロックチェーンへの負荷が大きい取引処理をオフチェーンで実行することで、ソラナの取引問題解決を試みている。
高速かつ低コストな取引環境を強みとしているソラナは、人気が急上昇したことでネットワーク混雑が深刻となり、取引エラーが多発していた。今年1月にトランプ大統領がTRUMPを発表した際にも、投資家が購入に殺到したことで、大規模な取引障害が発生している。
Solaxyには、レイヤー2を通してこれらの取引問題を解決することが期待されており、ソラナの成長をサポートできるポテンシャルがあるといえるだろう。
Solaxyのマルチチェーン機能とローンチパッド
Solaxyは、レイヤー2ネットワークの他に、イーサリアム(ETH)とのマルチチェーン機能を備えており、高い流動性とセキュリティをソラナへ引き継いでいる。また、別のブロックチェーンを利用しているユーザーが、スムーズにSolaxyへアクセスできるようにサポートもしている。
さらに、最近リリースされたローンチパッドでは、新しいトークンを簡単に生成することも可能だ。この機能は、ソラナ系で人気を集めているPump.funを競合としており、高い需要が見込まれている。
SOLのような急成長が期待されるSOLX
このような高い実用性を備えているSolaxyのネイティブトークン「SOLX」には、SOLのような急成長が期待されている。
ソラナは、トランプ大統領の後押しもあり、1月に史上最高値となる294.33ドル(約4万3000円)を記録した。2020年5月に0.5052ドル(約74円)だったことを考えると、その成長の凄まじさが理解できる。
3月7日にホワイトハウスで開催された仮想通貨サミットでは、大きな政策変更が決まらなかったことから、失望する投資家は多く、SOLの価格は本稿執筆時点で124ドル(1万8000円)にまで下がっている。
しかしながら、トランプ大統領は仮想通貨業界への関心を継続的に示しており、ソラナの有望な関連トークンであるSOLXにも、大きな成長チャンスが訪れることが期待できそうだ。
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