リップル社は8日、米証券取引委員会(SEC)との長期にわたる訴訟問題について、5000万ドルの支払いをもって和解に合意したことが明らかになった。
この和解を受けて、同社が発行する暗号資産XRPの将来性に対する期待が高まっている。一部の市場関係者や専門家の間では、今後XRPの価格が10ドルに達する可能性もあるとの見方が出ており、投資家の関心が再び集まりつつある。
リップルとSECの和解がもたらす影響とXRP価格の現状
米国SECは2020年、リップル社に対し、ライセンスなしでXRPを販売したとして12億ドルの賠償を求めていた。
初期の段階ではさらに20億ドルを要求していたが、2023年の裁判で個人投資家へのXRP販売は有価証券の規制対象外とされたことで状況が変化した。
一方、大口投資家への販売には規制が必要だったため、罰金は1億2500万ドルに減額された。
2024年1月に政権が交代し、仮想通貨に厳しかったゲーリー・ゲンスラー前SEC委員長が退任したことで、米国の仮想通貨市場への規制も緩和傾向となった。その後、罰金の一部7500万ドルはリップル社に返還されることも決まった。
これを受け、XRP価格は現在、直近1週間で22.5%上昇し2.62ドルの価格帯を推移している。今後、XRPの現物型上場投資信託(ETF)が承認されればビットコイン(BTC)と同様に大幅上昇の可能性がある。
さらに、リップル社が米ドルステーブルコイン「USDC」の運営元であるサークルの買収を視野に入れているとの観測がある。話題は尽きない状況だ。
新しい仮想通貨Solaxyの成長と業界への影響
リップルへの期待が加熱する中、新しい仮想通貨「Solaxy(SOLX)」は仮想痛ウカプレセールで3500万ドルの資金を集め、市場関係者の注目を集めている。
同プロジェクトは、ソラナ(SOL)初のレイヤー2ソリューションとして開発されており、近年のユーザー増加に伴い顕在化しているスケーラビリティ(処理能力の拡張性)の課題に対処することを目的としている。
SolaxyのネイティブトークンであるSOLXは、今後複数の主要な仮想通貨取引所への上場が予定されており、プロジェクト始動時点から市場の大きな期待を集めている。
また、Solaxyは将来的な成長ポテンシャルの高いアルトコインとしても評価されており、新たな仮想通貨ブームを牽引する存在となる可能性がある。
ポイント
- リップル社がSECと和解し、XRPの法的リスクが解消した。
- XRP価格は急上昇し、今後10ドル超えも視野に入った。
- 新しい仮想通貨「Solaxy」も急成長中で、今後の注目銘柄となっている。
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