トランプ大統領の関税政策で市場が急落｜新しい仮想通貨「Best Wallet」の買い時か

ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）などの主要アルトコインは3月2日にかけての週末、米国が「暗号資産（仮想通貨）の国家戦略的準備金」の創設を計画しているとのニュースを受けて急騰した。

ビットコインは、一時9万3000ドル（約1300万円）へ、リップル（XRP）は3ドル（約450円）まで急上昇した。しかし、このような上昇は短期間で終わり、仮想通貨市場には引き続き不安定な動きが広がっている。

仮想通貨市場が急落する理由

トランプ大統領が、国家戦略的準備金に含める仮想通貨を示唆したことで、上昇していた市場は、3月3日には一転して急落した。ビットコインは8万5000ドル（約1200万円）を下回り、イーサリアムも2070ドル（約30万円）まで価格を下げた。

他のアルトコインも大幅な下落を見せており、24時間以内に二桁の下落率を記録している。これにより、仮想通貨市場全体の時価総額は12%減少し、2.86兆ドル（約425兆円）まで落ち込むこととなった。この急落は、米国がカナダ、メキシコ、中国に対する関税を発動したことに関連していると考えられており、今後もさらなる下落相場が続く可能性がある。

トランプ政権は、カナダとメキシコからの輸入品に対して25%の関税を、エネルギー製品には10%の関税を課すことを決定した。また、中国からの輸入品には追加で10%の関税を課すとした。

これらの措置はすでに発動しており、貿易の流れが制限されるとの懸念が、市場全体の下落を引き起こしていると指摘されている。

仮想通貨と株式市場の相関関係

S&P500やナスダックがこのまま下落を続けると、ビットコインを始めとする多くの仮想通貨の価格も同様に下落する可能性が高い。市場の不確実性が高まる中、投資家は株式や仮想通貨を手放し、安全資産である国債などに資金を移している。

また、トランプ政権が率いる関税政策の影響で、企業のコストが増加し、インフレが加速するリスクも指摘されている。ビットコインは、しばしばインフレ対策の資産と見なされるが、短期的にはリスク資産として扱われるため、資本の流出や貿易制限の影響を直接受ける危険性はある。

一方で、ロシアとウクライナの和平交渉が進展すれば、エネルギー価格が下がり、インフレを抑制する可能性もあるだろう。

貿易戦争が市場を悪化させる可能性も

しかしながら、中国、カナダ、メキシコが米国の関税発動に対抗して報復関税を課すことを決めれば、本格的な貿易戦争が勃発し、市場状況はさらに悪化することが予想されている。

ビットコインに関しては、現在7万9000ドル（約1100万円）が重要なサポートラインとされている。この価格を割り込むと、さらなる下落が起こり、5万ドル（約740万円）まで暴落するシナリオも考えられている。

新しい仮想通貨「Best Wallet」は今が買い時か？

仮想通貨市場が下落する中、投資家は新たな選択肢を模索している。その中で、投資家から注目されているのが、Best Wallet（ベストウォレット）だ。同プロジェクトは、現在独自の「BEST」トークンのプレセールを実施している。

Best Walletは、複数のブロックチェーンに対応したノンカストディアルウォレット（ユーザーが秘密鍵を自己管理するウォレット）で、最近のアップグレード（バージョン2.5.1）によってさらに利便性が向上した。

BESTトークンを保有することで、ユーザーはアプリ内の分散型取引所（DEX）で取引手数料の割引が受けられるほか、Best Card（近日リリース予定）においても、キャッシュバックなどの各種特典を得られる。

さらに、BESTはステーキングが可能で、最大150%のAPY（年利）が得られる点も魅力の1つだ。ステーキング利回りは、スマートコントラクトにロックされるトークン数に応じて変動していく。

BESTのプレセール情報と今後の展望

Best Walletは、ブロックチェーンの分散化の理念を反映し、ガバナンストークンとしても機能する。BEST保有者は、ウォレットの将来に関する重要な意思決定に投票する権利を持つ。

現在のプレセールでは、BESTは1トークンあたり0.024125ドル（約3.6円）で販売されており、これまでに1050万ドル（約15億6000万円）以上が調達されている。投資家はデビットカードやクレジットカードのほか、USDTやETHなどの仮想通貨を使ってBESTを購入することができる。

開発チームは、MetaMask（メタマスク）やCoinbase Wallet（コインベースウォレット）と並ぶ主要なウォレットになることを目指しており、広範な市場での高い需要が見込まれている。

Best Walletの強みとは

Best Walletが他のウォレットと異なるのは、以下の特徴を備えている点だ。

• 「Upcoming Tokens（近日公開トークン）」機能の提供
  BEST保有者は、有望な新興トークンが開催するプレセール情報をいち早くチェックできる

• 急成長中のプラットフォーム
  Best Walletのユーザー数は急増しており、現在50万人以上のアクティブユーザーを抱えている

こうした状況から、BESTの価格は今後、Uniswap（ユニスワップ）などの主要取引所に上場することで、上昇する可能性がある。

Best Walletの公式サイトを確認する

まとめ

仮想通貨市場は、トランプ政権による関税政策の影響を受けて急落している。特に、ビットコインや主要アルトコインは大幅に下落しており、今後の市場動向は不透明だ。

一方で、そのような市場混乱の中でも、実用的な投資ツールとして「Best Wallet」が注目されている。特に、新しい仮想通貨「BESTトークン」は、保有者へ高額なステーキング報酬や、手数料割引などの多種多様な特典を提供するため、投資家にとって魅力的な選択肢となる可能性がある。

ただし、仮想通貨市場のボラティリティ（価格変動性）は引き続き高いため、慎重な投資判断が求められている。