米ドルの弱含みがビットコイン(BTC)に強気の影響を与える一方、米ドル指数(DXY:主要通貨に対するドルの価値を示す指標)は10日、4カ月ぶりの安値となる103.85を記録した。
暗号資産(仮想通貨)分析企業リアルビジョンのアナリスト、ジェイミー・クッツ氏は、9日の投稿で「ドルが急落する中、米国債のボラティリティ(MOVE指数)と社債スプレッドの2つの指標が依然として警戒を促している」と述べた。
クッツ氏は、米国債が世界的な担保として機能しており、そのボラティリティの上昇が担保の価値を引き下げ、流動性を引き締める可能性があると指摘した。
ポイント
- 米ドル指数(DXY:主要通貨に対するドルの価値を示す指標)は10日、4カ月ぶりの安値となる103.85を記録
- DXYの下落が株式や仮想通貨などのリスク資産にとって大きな追い風となる可能性がある
- ビットコイン強気相場の中、ビットコイン連動型のICO仮想通貨BTCBULLに注目が集まる
債券市場のリスクとビットコインへの影響
MOVE指数は米国債市場の予想ボラティリティを測る指標で、現在は安定しているものの上昇傾向にある。
クッツ氏は「ドルが急速に下落している中、ボラティリティが圧縮されるか、そうでなければドルが反転する可能性があり、これは弱気の兆候だ」と述べた。
また、社債スプレッドは過去3週間にわたり一貫して拡大しており、主要な社債スプレッドの反転はビットコイン価格のピークと歴史的に一致しているとクッツ氏は指摘する。
これらの指標はビットコインにとってネガティブな状況を示しているが、今月のドルの下落は過去12年間で最大のものであり、依然として主要な推進力であると同氏は付け加えた。
6日、ブラボス・リサーチは、DXYの下落が株式や仮想通貨などのリスク資産にとって大きな追い風となる可能性があると指摘した。
クッツ氏は、ビットコインの強気要因として、世界的な戦略的ビットコイン備蓄の競争、マイケル・セイラー氏のストラテジーが今年10万~20万BTCを追加する可能性、スポットETFポジションの倍増、流動性の増加などを挙げている。
「ビットコインは中央銀行とのハイリスクなチキンレースのようなものである。中央銀行の選択肢が減少する中、HODLer(長期保有者)がレバレッジをかけずに保持し続ければ、ビットコイン保有者に有利な状況が増している」とクッツ氏は結論付けた。
新たな投資機会「BTC Bull Token」の登場
ビットコインの強気相場が続く中、新たなICO仮想通貨であるBTC Bull Token(BTCBULL)が注目を集めている。BTC Bull Tokenは、ビットコインが25万ドル(約3750万円)以上に向けて成長するのをサポートするために作られた仮想通貨である。
公式サイトによれば、BTC Bull Tokenは、ビットコインの次の大きなブルサイクルに向けた最適な投資先とされている。
投資家は、BTC Bull Tokenの仮想通貨プレセールに参加することで、ビットコインの価格上昇に伴うエアドロップを受け取る機会を得ることができる。また、ステーキングを通じて追加の報酬を獲得することも可能である。詳細については、公式サイトを参照されたい。
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