ドッグウィフハット急落の最中、新興ミームコインが話題に

インターネットのミーム文化から誕生した仮想通貨のドッグウィフハット（WIF）は、米連邦準備制度理事会（FRB）が利上げを据え置く決定を下したことを受け、2025年初頭に大幅な下落を記録している。

WIFトークン価格は年初から64.6%下落し、時価総額は10億ドルを割り込んだ。

かつて有望視されていたこのトークンは、コミュニティの認知度向上の努力にもかかわらず、低迷を続けている。

ミームコイン市場全体の下落傾向

この弱気相場はドッグウィフハットだけの問題ではない。

CoinMarketCapのデータによると、ミームコイン上位100銘柄の時価総額合計は過去30日間で29.7%減少している。

WIF公式アカウントは最近、ラスベガスのスフィアにWIFロゴを表示する計画について、大手ブランドとの交渉を進めていることを発表した。しかし、この発表も価格の下落トレンドを反転させるには至らなかった。

技術的分析と今後の展望

過去24時間でWIFは5.2%下落し、その日の最も大きな下げ幅を記録した銘柄の一つとなった。仮想通貨取引所での取引量は35.7%増加し、現在は時価総額の約50%を占めている。

12月から始まった強い下落トレンドにより、WIFトークン価格は7ヶ月ぶりに1ドルを割り込んだ。

相対力指数（RSI）は売られすぎの水準に入っており、短期的な反発の可能性もあるが、日足チャートのモメンタムは依然としてマイナスを示している。

一方、新しく登場したICOミームコイン「MIND of Pepe（MIND）」が市場関係者の注目を集めている。

MIND of Pepe、ICOで570万ドル調達

1月中旬から始まったMIND of PepeのICOセールでは、これまでに570万ドルの資金が集まっている。

MIND of Pepeは、強力なAIエージェントを展開し、ソーシャルメディア上でミームコイン関連の話題について影響力のあるアカウントと交流することを目指している。

本稿執筆時点のMINDトークン価格は0.0032924ドルで取引されており、2025年の注目すべき新規ICOの一つとなる可能性がある。

MIND of Pepeの公式サイトを見てみる