主要暗号資産(仮想通貨)のいくつかは7日、過去一週間で25%以上の価値を失った。ビットコイン(BTC)がトランプ氏の仮想通貨政策および貿易戦争の影響で苦戦しており、さらなる下落が続いている。
ビットコインは再び下落し、過去一週間で約9%の下落を記録した。しかし、時価総額トップ10の仮想通貨のほぼすべてが、それを上回る下落率を示した。そのうち三つのコインは一週間で約26%の暴落を経験した。
リップル、ドージコイン、カルダノの損失
リップル(XRP)、ドージコイン(DOGE)、カルダノ(ADA)は、この一週間で最も大きな損失を出した仮想通貨となっている。
リップルは過去一週間で26%下落し、2.33ドルに到達。今年初めに七年ぶりの最高値を記録した後、三ドルを超えていた価格が大きく下落している。XRPLの技術的な問題も価格下落に影響を与えた。
ドージコインも同様に26%下落し、現在の価格は0.24ドルだ。先週は0.34ドルに達していたが、特有のボラティリティが続いている。一方、カルダノはこのなかで最も大きな下落を記録し、過去一週間で約27%下落して0.71ドルに達した。
ここ数か月間、市場全体が劇的な変動を見せている。特にドナルド・トランプ大統領の当選後、ADAの価格は選挙当日の0.33ドルから12月初旬には1.23ドルまで急騰した。しかし今週初めには0.60ドルまで下落し、これまでの上昇分が急速に失われつつある。
トランプ氏の仮想通貨政策がビットコイン相場に影響
トランプ政権がカナダ、メキシコ、中国に対する貿易関税を実施するという公約を発表して以来、仮想通貨市場のボラティリティが急激に上昇した。
トランプはカナダとメキシコに対する関税を一時停止し、各国と交渉する意向を示したが、中国に対する10%の関税は今週発効した。これに対し、中国は報復関税を発表し、Googleに対する独占禁止調査を開始する方針を表明した。
本記事執筆時点で、ビットコインの現在価格は9.62万ドルだ。イーサリアムはビットコインの下落率を上回り、過去一週間で約18%下落して2700ドルに到達。ソラナ(SOL)も今週%下落し、現在の価格は192ドルとなっている。
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