ドージコイン価格、1日で13%上昇｜トランプ新政権発足に向け

ドージコイン（DOGE）は14日、1月10日以来の安値となる0.31ドル台まで下落したが、その後急速に回復。15日には0.36ドルを突破し、過去24時間で13%の上昇を記録した。この価格上昇により、SHIBやPEPEといったライバルのミームコインのパフォーマンスを凌駕した。

ドージコイン高騰狙いの買い増加

ドージコインの価格上昇は、ドナルド・トランプ氏の就任が1週間後に迫る中、市場の投機的熱狂が高まり、強気なトレーダーが増えていることに起因している。特に、ボラティリティを狙う投機家たちが価格上昇を加速させたと見られる。

X（旧Twitter）などのSNSでの熱狂の影響で小売投資家の関心も高まり、ドージコインの価格を後押ししたようだ。さらに、マクロ経済リスクに対する懸念が和らいでおり、これがドージコインの上昇を支える要因となっている。

また、トレーダーの関心の大きさを測るドージコインのオープンインタレストは過去3日間で5.7億ドルの増加。1月14日時点で、総オープンインタレストは38.1億ドルに達した。 この増加は、レバレッジトレーダーが買いポジションを保持することで、今後の価格上昇を期待していることを示している。

こういった理由で買い圧力が強化されていることから、ドージコインの上昇トレンドが続くと推察される。

【1月15日最新】ドージコイン（DOGE）の価格分析

ドージコイン（DOGE）は、2024年のミームコインバブルの後押しを受け、大幅に価格上昇。現在は1DOGE=0.36ドルで推移している。

日足チャートでは、2024年10月に移動平均線のゴールデンクロスが発生した。これにより、上昇への期待感が高まりドージコインの将来価格は上昇していくと推測される。12月の最高値0.48ドルをピークとして、ドージコインの価格は徐々に下落。2025年開始直後に価格が回復し始め、調整相場は終了した可能性が高い。

続いて、4時間足チャートでドージコインの価格動向の詳細を確認する。

ドージコインの価格は、2025年の年明け以降から徐々に上昇を開始した。7日からは弱気相場の影響を受けて、売り注文が殺到。ドージコインの価格は急落し、下降トレンドの到来を示唆する移動平均線のデッドクロスが発生した。

その後は9日から13日にかけて0.31ドル付近で二度反発し、底堅い動きを見せた。この結果、価格上昇の予兆となるダブルボトムのチャートパターンを形成した。

15日には、ダブルボトムのネックラインである0.35ドル付近をブレイクし、価格上昇が強く意識され始めた。現在は取引高が薄く、ボラリティ増大が予想されるゾーンに突入している。そのため、大きく価格が進展するケースも予想される。

1月15日の予想推移価格は、0.348ドル～0.39ドルと見込まれる。上昇のターニングポイントとなったネックラインまで値下がりし、足場を固めて再び上昇へ向かう可能性もある。

1月15日 ドージコイン（DOGDOGE）相場のキーポイント

• 調整相場が終了した可能性が高い
• 現在はボラリティが高いゾーンに突入。大きく価格が動く可能性がある。
• 1月15日の予想推移価格は0.348ドル～0.39ドル

ドージコイン高騰後の新ミームコイン

新たなミームコイン「Flockerz（FLOCK）」は、投票して報酬を得る「Vote-to-Earn（V2E）」モデルを導入し、注目を集めている。このモデルでは、FLOCK保有者が投票を通じてコミュニティの重要な意思決定に参加し、その報酬として仮想通貨を得ることができる。報酬には、FLOCK総供給量の25％が割り当てられる予定だ。

また、DAO（分散型自治組織）を採用することで、トークン機能の追加やマーケティング戦略、バーンキャンペーンなど、重要な決定がコミュニティ主導で行われる仕組みが整っている。さらに、Flockerzはステーキング報酬として現在270%のAPY（年換算利回り）を提供しており、先行販売中の高利回りで早期投資者への還元が強化されている。

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