ビットコイン(BTC)は4月10日、トランプ大統領による関税の停止を受けて、8万ドル(1100万円)台まで回復した。ビットコインの上昇に続いて、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)も価格を上げている。
そんな中、ビットコインの値動きに連動した新しいミームコイン、「BTC Bull Token(BTCBULL)」が話題になっている。同プロジェクトは現在、仮想通貨プレセールを実施しており、多くの投資家からの支持を得ている。
トランプ大統領が90日間の関税停止を発表
トランプ大統領は、日本時間の4月10日未明、先日新たに発動した関税政策を90日間停止することを発表した。今回の発表では、先に報復関税を発表した中国に対しては、125%へ関税引き上げを行う一方で、その他の対象国には一律10%へ緩和する意向が示された。
関税政策の発動を受けて、リスク資産からゴールドなどの安全資産へ資金を移動させる投資家が増加していたため、市場には安心感が戻っている。12ヶ月以内に米国が景気後退入りすると見ていた専門家も、今後の見通しを改めている。
主要仮想通貨の価格が上昇
トランプ大統領の関税停止を受けて暗号資産(仮想通貨)市場にも資金が戻っており、主要仮想通貨の価格が上昇している。前述したように、ビットコインは過去24時間で約7%の上昇を記録し、現在8万2029ドル(約1100万円)あたりを推移している。
イーサリアムは、1500ドル(約21万円)を突破し、過去24時間で9%のプラスとなっている。主要仮想通貨の中でも際立ったパフォーマンスを見せたのがXRPで、過去24時間で12%の高騰を記録し、価格は2ドル(約290円)を超えた。
仮想通貨の恐怖と貪欲指数も、前日の15(極度の恐怖)から25(恐怖)へと回復傾向にある。
ミームコイン市場にも資金が流入
時価総額が昨年のピーク時の半分以下まで落ち込んでいたミームコイン市場にも、資金が流入しており、過去24時間で12%増の470億ドル(6兆8000億円)となっている。ドージコイン(DOGE)を始め、多くの主要ミームコインの価格がプラスに動いている。
中でも価格上昇が著しいのが、ファートコイン(FARTCOIN)で、33%の高騰を記録し、24時間の取引量は67%まで増えている。次の強気相場で大きなリターンを狙う投資家たちは、このタイミングで成長余力の大きいミームコインを模索している。
ビットコインのエアドロップを受けられるBTC Bull Token
今後急成長が期待できるミームコインとして、話題になっているのがBTC Bull Tokenだ。同ミームコインは、ネイティブトークンであるBTCBULLを保有するユーザーに、ビットコインのエアドロップを行っている。
BTC Bull Tokenは、ビットコインに独自の目標額(15万ドル、20万ドル、25万ドル)を設けており、目標に到達した段階で、BTCBULL保有者へビットコインを配布するのだ。
また、ビットコインが一定額(12万5000ドルなど)に達すると、トークンをバーン(焼却)するシステムもあり、BTCBULLの価値が上昇するようになっている。
このように、ビットコインの価格高騰に直接連動したミームコインは珍しく、次の強気相場で爆発的な成長が予想されている。
BTCBULLが仮想通貨プレセールを実施
BTCBULLは現在、仮想通貨プレセールで販売されている。1トークンあたりの価格は、0.002455ドル(0.36円)だ。
プレセールには、複数のステージが設定されており、時間の経過とともに価格は上昇している。また、ステーキング機能がすでに稼働しており、トークン保有者は年利92%で受動的な報酬が得られるのも魅力的だ。
ミームコインは、ボラティリティが高く、急成長する可能性もあれば、暴落するリスクもある。そのため、BTCBULLに投資をする際には、自分のリスク許容度を把握した上で、余剰資金の範囲内で行うように心がけたい。
ポイント
- トランプ大統領が関税政策を停止し、ビットコインが8万ドルを超えた
- その他の主要仮想通貨やミームコインも価格を上昇させている
- ビットコインのエアドロップを受け取れるBTCBULLトークンが注目されている
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