暗号資産(仮想通貨)市場は4月15日、時価総額が回復傾向にあり、多くの銘柄が価格を上昇させている。2025年に急成長が期待されているソラナ(SOL)も、時価総額が700億ドル(約10兆円)に近づいており、多くの投資家を魅了している。
豊富な資産を持つ大口投資家(クジラ)は、SOLの大規模購入を行っており、関連ミームコインであるSolaxy(SOLX)にも注目が集まっている。
回復する仮想通貨市場
トランプ大統領が先日、新しく導入した関税措置を90日間停止するという発表を行なったが、その影響でリスク資産に資金が戻っており、仮想通貨市場も回復傾向にある。ビットコイン(BTC)は、8万5931ドル(約1200万円)あたりを推移しており、9万ドル(約1200万円)到達が近づいている。
イーサリアム(ETH)も、過去1週間で5%のプラスを記録しており、2000ドル(約28万円)到達が迫っている。リップル(XRP)は、11%と際立った上昇率を記録している点も注目しておきたい。
時価総額の低迷が懸念されていたミームコイン市場にも、資金が戻りつつあり、本稿執筆時点では500億ドル(約7兆1400億円)まで後一歩というところだ。同市場で際立った上昇率を記録しているのが、ファートコイン(FARTCOIN)で、過去1週間で約53%となっている。
その他にも、ぺぺ(PEPE)は約17%、ボンク(BONK)は約26%価格を上昇させている。
仮想通貨投資家が5億円相当のソラナを購入
とある大口投資家は、ソラナが100ドル(1万4000円)付近を推移していた際に、372万ドル(約5億円)分のSOLを購入した。その後SOLは、130ドル(1万8000円)まで上昇したため、この投資家は50万ドル(7100万円)規模の大きなリターンを獲得したと見られている。
専門家の中には、ソラナが2025年内に520ドル(7万4000円)を記録すると予想している人もおり、追加購入を急ぐ投資家が増えている。
関連ミームコイン「SOLX」にも資金が殺到
ソラナの復活が期待される中、関連ミームコインとしてSOLXが注目されている。Solaxyはソラナ上で、独自のレイヤー2ブロックチェーンを開発しており、現在実施中のプレセールには3000万ドル(約42億円)もの資金が集まっている。
Solaxyのプレセールは、複数の価格ステージが設けられており、時間の経過とともにトークン価格が上昇している。現在は、1トークンあたり0.001694ドル(0.24円)だ。
Solaxyがソラナ系有望ミームコインとして注目されている理由は、独自のレイヤー2技術でソラナの混雑問題を解決できるポテンシャルを持っているためだ。このレイヤー2では、ネットワークへの負担が大きい取引処理をオフチェーンで行い、結果のみを戻すというアプローチが取られる。
同プロジェクトのレイヤー2によって、ソラナで深刻化していた取引エラーの問題が解消され、エコシステムのさらなる拡大が期待されている。SOLX自身も、ソラナの成長とともに、プロジェクトの高い需要が見込めるだろう。
プレセールの成功とともに、レイヤー2の開発は順調に進行しており、まもなく「ブロックチェーンエクスプローラー」がリリースされる予定だ。このツールでは、Solaxyのレイヤー2で行われる取引や開発プロジェクトを、リアルタイムで追跡できるため、ユーザーへの高い透明性が確保される。
まとめ
ソラナと強い関係性があるSolaxyは、次の強気相場で急成長できるポテンシャルを持っている。すでに稼働しているステーキング機能では、ユーザーが134%の年利で受動的な報酬を得られる点も魅力の1つだ。
しかしながら、SOLXはミームコインである以上、ボラティリティが高く、暴落リスクを含んでいるため、仮想通貨投資をする際にはリスク許容の範囲内であることを確認したい。
ポイント
- 仮想通貨市場が回復傾向にあり、多くの銘柄が価格を上昇させている
- 大口投資家はソラナの低迷期に5億円相当のSOLを購入し、大きなリターンを得た
- ソラナ関連ミームコインとしてSOLXが注目されている
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