2025年にかけて、AI技術を駆使した仮想通貨プロジェクトの需要が拡大しそうだと指摘されている。
とりわけ注目されるのが、ミームコインとAIを掛け合わせたMIND of Pepe(MIND)だ。
同プロジェクトは春先からプレセールを実施し、既に770万ドル(約11億5500万円)以上の資金を集めているという。
MINDに注目が集まる背景
春に話題になったペペ(PEPE)は、わずか数週間で時価総額10億ドル(約1500億円)超を記録した。
そのブームが落ち着いた今、米国の関税政策など外部要因を受けながらも、再びミームコインに熱い視線が向けられ始めている。
そうした中で頭角を現しているのが、AI関連トークンとして名を上げるMIND of Pepeだ。
ミームコイン特有の拡散力に加え、高度なAI技術を統合することで新たな価値を創出している。
チャンネル登録者が8万7000人に上るBorch Cryptoは、最新の動画でMIND of Pepeを「今最も注目すべき仮想通貨プレセールの一つ」と評した。
AI機能や年利換算290%前後のステーキング報酬、コミュニティを盛り上げる仕組みを強調し、「既存のミームコインにはない差別化要素がある」と語った。
同氏は過去の動画で「MINDの価格が50倍に到達する可能性」を示唆している。
仮にプレセール価格0.0036379ドル(約0.00055円)が50倍になる場合、およそ0.18ドル(約27円)にまで急騰する計算になる。
従来のミームコインとの違い
ペペはコミュニティ主導のミームコインとして一気に注目された。
しかし技術的要素やユーティリティ(実用性)が乏しく、投機対象に近い存在とみられる側面もあった。
一方、MIND of PepeはSNSやブロックチェーン上のデータをAIで解析し、有益な仮想通貨やトレンドを自動検出する。
MIND保有者専用のTelegramチャンネルでリアルタイムに情報が共有されるため、先行者利益を狙いやすいとされる。
MINDのAIは「利益が見込める」と判断すると、新しい仮想通貨プロジェクトを自動で立ち上げる計画がある。
その際、AIが運用するSNSアカウントなどを使い、マーケティング活動も同時に行うとされる。
スピードと話題性が重視されるミームコイン市場では、AIを活用した迅速なローンチと拡散が大きなアドバンテージになる。
投資家にとっては、潜在的な短期急騰のチャンスを逃しにくい仕組みだ。
MINDトークンのステーキング報酬は年利換算で約290%に設定されている。
1万ドル(約150万円)相当を預けた場合、理論上は1日あたり約79ドル(約1万2000円)の報酬を獲得できるとされる。
この利回りは利用者数や時期によって変動するが、ミームコインらしからぬ高インセンティブが投資家の注目を集めている。
トークンを長期保有する動機づけにもなりそうだ。
2025年に向けてAI関連トークンが注目される理由
AIと仮想通貨の融合は2024年に一度大きく盛り上がったが、政治的リスクなどで伸び悩んだ経緯があった。
しかしAIへの期待は引き続き高く、大口投資家のポートフォリオにはAI系の銘柄が数千万ドル規模で含まれているケースが見受けられる。
多くのAI系プロジェクトは「話題先行」で終わると批判されがちだが、MINDは実際にAIが稼働し、投資家に利益機会を提供する設計が特徴といえる。
そこが他のミームコインとは異なる評価ポイントになっているようだ。
ポイント
- MIND of PepeはSNSやオンチェーンデータをAIが解析し、投資家向けに重要情報を発信する構想がある
- 年利約290%のステーキング報酬が設定されており、長期保有を促す仕組みになっている
- 著名インフルエンサーは50倍上昇の可能性を指摘
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