国内大手暗号資産(仮想通貨)取引所のCoincheck(コインチェック)は25日、4つの新たな仮想通貨の取り扱いを2025年5月13日に開始すると発表した

新たに取り扱われるのは、ペペ(PEPE)、マスクネットワーク(MASK)、ディセントラランド(MANA)、ザ・グラフ(GRT)の4銘柄である。これらの仮想通貨は、同社の販売所および取引所の両プラットフォームで取引可能となる予定だ。

多様化するニーズへの対応

今回の銘柄追加は、多様化する投資家の需要に応えることを目的としている。PEPEはミームコインとして個人投資家からの関心を集めている。

一方、MASKはWeb3インフラ、MANAはメタバース(仮想空間)、GRTは分散型データインデックスという、それぞれ異なる分野を代表する仮想通貨だ。

ミームコインへの関心は依然として高いものの、Honeypot.isなどの分析サイトは、類似名のトークン「PEPE MAGA」について、売却できないといった流動性の問題を指摘し、高リスクであると警告している。しかし、これはCoincheckが上場するPEPEとは別のトークンである点には留意が必要だ。

MANAやGRTは、メタバースやデータインデックスといった明確な実用性を持つことから、機関投資家の関心も集める可能性がある。MASKは、プライバシーを重視するWeb3のトレンドに合致するトークンとして注目されている。

Coincheckの戦略と注意点

Coincheckはこれまでも、市場で話題となっている仮想通貨を追加することで、ユーザーエンゲージメントと取引量の増加を図ってきた。今回の4銘柄追加も、この戦略に沿ったものと考えられる。

PEPEのようなミームコインは特に価格変動が激しい傾向にある。CoinGeckoやCoinMarketCapなどのデータサイトが示すように、その価格や取引量は投機的な動きを見せやすい。

仮想通貨投資においては、十分な情報収集とデューデリジェンス(資産評価)が重要となる。Coincheckのような仮想通貨 取引所を利用する際も、各銘柄のリスクを理解しておくことが肝要だ。

ポイント

  • Coincheckは5月13日より、PEPE、MASK、MANA、GRTの4つの暗号資産(仮想通貨)の取り扱いを開始する。
  • ミームコイン、Web3、メタバース、データインデックスといった多様な分野の需要に応える狙いがある。
  • 今回上場するPEPEは、詐欺リスクが指摘されるPEPE MAGAとは異なるトークンである点に注意が必要。

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Takumi Yuri
Takumi Yuri
仮想通貨ニュースライター

日本語版99Bitcoinsニュースライター。5年ほど仮想通貨メディアでニュース... 続きを読む

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