カルダノ(ADA)の創設者チャールズ・ホスキンソン氏は3日、ドナルド・トランプ大統領が提案した暗号資産(仮想通貨)準備構想にADAが含まれることを、発表当日まで知らなかったと明かした。
ホスキンソン氏が公表したところによると、2025年3月2日にトランプ大統領がADAを含む複数の仮想通貨を米国の戦略的準備資産として保有する計画を発表するまで、この構想について一切知らされていなかったという。また、ホスキンソン氏や他のカルダノ代表者たちは、近日中にホワイトハウスで開催される仮想通貨サミットへの招待も受け取っていないと述べた。
ポイント
- カルダノ創設者のホスキンソン氏は、トランプのADA準備構想を発表当日まで知らなかった
- トランプ大統領はADA、XRP、SOLなどを米国の戦略的仮想通貨準備に含める構想を発表
- ホワイトハウスは2025年3月7日に初の仮想通貨サミットを開催予定
大統領発表による仮想通貨市場の急変
トランプ大統領によるADA、リップル(XRP)、ソラナ(SOL)などの仮想通貨を戦略的米国準備資産として保有する決定は、これらのデジタル資産の価値に大きな影響を与えた。この発表により、対象となったおすすめ仮想通貨の価格は急騰した。
しかし、この準備構想の具体的な実施方法についての詳細はまだ明らかにされておらず、投資家たちは長期的な影響について慎重な姿勢を崩していない。政治的・規制的な支援が市場に劇的な影響を与えることは明らかであり、ホスキンソン氏の過去の政策議論への関与がカルダノの選定に貢献した可能性もあるが、これは推測の域を出ない。
ホワイトハウス仮想通貨サミットの開催予定
突然の発表にもかかわらず、ホスキンソン氏はその後、XRPが準備構想に含まれることに対して、その強力な技術とコミュニティを理由に支持を表明している。ホワイトハウスは2025年3月7日に初の仮想通貨サミットを開催する予定であり、そこで仮想通貨取引所と支援に関するより詳細な計画が明らかにされる可能性がある。
この計画の実現可能性や法的課題については懐疑的な見方も存在している。特にジェローム・パウエル氏などの金融関係者が連邦準備制度における仮想通貨の役割について慎重な立場を示していることが挙げられる。
政治的意図と市場の現実のバランスは、仮想通貨コミュニティにおいて引き続き重要な議論点となっている。トランプ政権の仮想通貨政策が具体的にどのように展開されるのか、業界関係者は注目している。
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