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ソラナ上のミームコインであるボンク(BONK)が、過去7日間で37.1%上昇し注目を集めている。
1コインあたり0.00001411ドル(約0.0021円)へ値上がりし、時価総額は11億ドル(約1650億円)に達した。
この動きはミームコイン市場全体の回復傾向を反映しており、セクター全体の時価総額は500億ドル(約7兆5000億円)を再び超えた。
ボンクはソラナ上で誕生したが、現在は11の異なるチェーンでサポートされ、エコシステムの急拡大が進む。
Bonkswap(分散型取引所)やBonkrewards(ステーキングプラットフォーム)、BONKai(AIツール)など、新機能が続々と追加された。
一方で昨年11月に記録した最高値からは依然76.3%下落しており、今年に入ってからの損失も53.8%に上る。
ミームコイン市場が再燃、米国の政策が影響
ミームコイン市場の盛り上がりが再燃する背景には、関税政策の緩和をめぐる米政府の見通しがある。
投資家心理を示す「恐怖と貪欲指数」は、弱気から中立へ変化している。
ビットコイン(BTC)が8万8445ドル(約1326万6750円)まで急騰した影響も大きい。
こうした環境下で、ソラナの新たなプロジェクトSolaxy(SOLX)も脚光を浴びている。
同プロジェクトは混雑を緩和するレイヤー2技術を導入し、ソラナの性能向上を狙う。
プレセール開始から約3か月で2,780万ドル(約41億7000万円)を調達し、2025年前半に独自のL2をローンチする予定だ。
Solaxyはステーキング報酬を146%と設定し、投資家を惹きつけている。
購入を希望する場合、公式サイトからウォレットを接続してUSDTやイーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)などと交換するか、クレジットカード決済を利用できる。
ソラナの取引遅延や高負荷を解消する手段として期待されるため、ボンクと同様にソラナのエコシステムを支える一翼となる可能性がある。
ボンクは過去24時間の取引量が56.7%減少しており、短期トレーダーの利益確定が進んだとみられる。
それでも3月11日の安値からは約34.7%回復し、RSI(相対力指数)もシグナルラインを上回るなど、上昇トレンドを示唆する指標が出ている。
今後のソラナ関連銘柄の動きが続くかどうかは、マクロ経済や規制の動向にも左右されるだろう。
ポイント
- ソラナ系ミームコインBONKが7日間で37.1%上昇し、時価総額が11億ドルを超えた
- ミームコイン市場は500億ドル規模を回復し、関税政策の緩和期待やビットコインの上昇が追い風になっている
- Solaxyはレイヤー2技術でソラナの混雑を緩和しようとしており、プレセールで2,780万ドルを集めて2025年前半にL2をローンチする見通し
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