Solanaのミームコイン「BONK」は30日、過去7日間で37.1%上昇し、1コイン当たり0.00001411ドル(約0.0021円)に達した。
同トークンはトップ5のミームコインで最も大きな伸びを示し、ペペ(PEPE)が19.8%、ドージコイン(DOGE)が17.8%に続いている。
ミームコイン全体の市場価値は1週間で15.4%上昇し、再び500億ドル(約7兆4500億円)を上回った。
BONKはミームコインの時価総額で5位に位置し、時価総額が11億ドル(約1640億円)に到達した。
当初ソラナチェーン上で発行されたが、現在は11のチェーンでサポートが拡大している。
BONKエコシステム拡大と価格動向
BONKのエコシステムはBonkswap(分散型取引所)やBonkrewards(ステーキングプラットフォーム)を中心に急速に広がっている。
最近は開発チームがAIツール「BONKai」を立ち上げ、ユーザー体験の向上を狙う。
しかし昨年11月に記録した最高値0.00005916ドル(約0.0088円)からは76.3%下落している。
年初来で見ると53.8%のマイナスを記録しており、トランプ氏が11月の米大統領選に勝利した直後のミームコイン市場急落を回避できなかった。
過去24時間の取引量は56.7%減少しており、日曜日の14%上昇後に多くのトレーダーが利益を確定したとみられる。
BONKは3月11日に0.0000900ドル(約0.013円)付近まで落ち込んだが、その後約34.7%反発している。
Solaxyが牽引するSolanaの新ICO
同チェーン上ではBONK以外に新たなレイヤー2ソリューションとしてSolaxy(SOLX)も登場し、投資家から注目されている。
当プロジェクトはわずか3か月で2,800万ドル(約41億7000万円)を調達し、Solanaの混雑問題を解消するレイヤー2として機能する見通しだ。
オフラインでトランザクションを束ねるサイドチェーンを採用し、Solanaメインネットの混雑を緩和する計画を進めている。
Solaxyの開発チームは2025年前半末のローンチを視野に入れ、ロールアップ技術に長けているSovereign Labs(ソブリン・ラボ)と協力して1秒当たりのトランザクション数(TPS)を引き上げる方針を示す。
同プロジェクトが稼働すれば、ウォレットや取引所が安価かつ高速な取引を提供可能になり、SOLXへの需要が高まると予測される。
現時点でSOLXのステーキング報酬は146%に設定され、ネットワーク保護に貢献する投資家を呼び込む狙いがある。
ポイント
- Solanaベースのミームコインであるボンクが過去7日間で37.1%上昇し、トップ5ミームコイン中で最高のパフォーマンスを記録
- BONKのエコシステムは急速に拡大し、分散型取引所やステーキングプラットフォーム、AIツールを展開
- Solanaの新ICOプロジェクト「Solaxy」が3ヶ月で約2,800万ドルを調達し、Solanaネットワークが抱えている問題解決を目指す
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